2016年4月号 no.140 3/3

           鳴鴻渡海


      丙申壯想懷 ―和周擁軍先生   中国北京 王 渭

  短暫人生又一春,志從大業勇艱辛。書山堪比黄金好,藝海猶需氣韻新。
  何物能移鵬浩志?愚人敢教石生津。風雲際會多奇幻,我駕飛黄上九垠。

 附:丙申歳首歩漢詩協會周会長擁軍先生韻 感懐
                      於 曉 鵬

  輾轉光陰五秩春,支離事業總含辛。韶年弄浪潮天湧,宿命讀書又日新。
  奉秉頤和居孝禮,屈申匀度對文津。誇夫執意山河遠,復旦卿雲爛九垠。

 附:漢詩協会周擁軍給您拝年並詩一首盼和

      丙申抒懷

  岐路亡羊又一春,從来大業本艱辛。讀書意在青山好,人世圖強碧宇新。
  但使清風臨彼岸,不因巇嶮畏迷津。他年舒巻開胸境,筆下煙雲上九垠。


     題福建浦城空海閣 六首      福建省南平市 陳学梁

  【浦城県空海閣】唐貞元二十年(804),日本真言宗創始人空海法師赴唐求学,在福建霞浦登陸,経仙霞嶺上仙霞古道去京城長安,楓嶺関是其進入浙江的第一站。現楓嶺関北側(浦城地界)建有空海閣,内供空海銅像。為日本自設計、制作在中国的惟一銅像,高1.83米。

      其一

  仙霞依旧峻,嶺磴接天雲。南浦駆車日,常聞空海勲。

      其二

  魚梁風物厚,客履越州苔。唐代東洋使,心儀佛典来。

      其三

  海陸三千里,求経励遠行。汲来中土智,大和続昌明。

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      其四

  長安朝聖地,尊者坐蓮花。励学青龍寺,長安即是家。

      其五

  恵果傾囊授,佛経悟慧田。心装千巻典,真諦越洋傳。

      其六

  追究真佛学,和服換袈裟。首創真言派,師尊在中華。


     漢俳十八首           中国長沙 段樂三

    詩 癮

  時嘗上癮詩/酸酸味後美滋滋/年年天哪知

   鳥 瞰

  飛天上九霄/水覽流長嶺覽嶠/心路盡逍遙

      覓 友

  直鉤湖岸槐/釣你詩情不釣財/相帮寫漢俳

      琢 玉

  俳礦出山居/打磨彫琢玉身軀/一顆夜明珠

   春暖遍和風

雲霞沫輕風/瓊瑤玉嶺布天空/情趣浴詩中

心蜜小玲瓏/俳鮮一首似桃紅/饞你可生津

朋友是何人/癡情俳苑有知音/春暖遍和風

   猴 年

猴年猴啥樣/悟空不去撈月亮/阿彌學行善

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   猴年約你

  猴年同道喜/電遙十萬八千里/詩心傳友誼

誼久各東西/漢俳還是相思地/明月等候你

   邀朋寫漢俳

相邀寫漢俳/他花開罷你花開/有緣君就來

   和月梅詩友

猴居山水綠/人稱動物領班族/和諧鳴一麯

紐友祖源中/彼此天涯日月同/賀歲兩相融

人和萬事興/尤祈世界永安寧/一方多少丁

   下雪啦

鼕靜地枯寒/飛雪組成慰問團/通宵沒訪完

撲野蓋河灘/小孩玩雪一身殘/車行稍帶酸

      雪中小賣

天上撒鵝毛/旋風細羽路迢迢/寂寂寞聲搖

  老頭過小橋/推著單車架酒糟/碼頭去唱銷


      詩詞 九首           中国浙江省 夏 凱



      詠 史

  馬嘯月輪高,將軍著紫袍。吳鉤悲釁子,埋首葬鬆濤。

      詠 史

  東風喚美人,白日石榴新。艷舞邀天子,可憐跪萬臣。

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      張 儀

  天生美舌君王事,笑語輕盈相印瀋。殿上白冠休日色,春風過後楚雲分。

     題達摩祖師

  一坐九年三千夢,萬山遙隔不堪愁。何時乘月西歸去,只履天涯雪滿頭。

      懷 古

  清驅春色就瓊漿,不意空花著夢鄉。一別成名皆豎子,重來傾國亦真王。
  風雲為有和氏璧,雨露若無韓少香。惆悵魚龍鳴水底,新亭日暮說興亡。



      虞美人

  寒枝香綻春心覺。禁得娥眉小。畫中試與喚真真。長向人間拜倒石榴裙。
  流莺隔葉光陰擾。無礙遊絲袅。可憐花面一時新。別有東風吹軟柳腰身。

      蝶戀花

  人醉春陰花共悄。倣彿清輝,明月誰傢繞。一任幽窗深淺照,他年夢醒催啼鳥。
  雲去山還思故擾。迴首天涯,流水輕年少。謾道浮生情未暸/瞭,春風獨自秾華老。

      望春回

  日眠海腹,杳碧流泊花,寧靜村社。風抴數峰傾,萬木月搖瀉。蒼穹稀星空笑謔,掬紅淚、獨自春風夜。水聲環珮,已然酒冷,影輕生怕。
  幽來幾多夢馬,捉不得飄衣,眸掠驚訝。何苦白蓮心,十年褪妖冶。魂飛待到雲齣岫,了閑愁織雨都成化。最秋千索,有蝴蝶落,足下然諾。

      春雲怨

  清輝小小。水色西泠皎,當初還早。了綠雲擁紅影,漫吐絮零春色表。冷寺芳卿,千金寒素,第恨無由回眸悄。皮相英雄,如煙過往,把酒鬆風倒。
  白衣國士今來笑。假倏然一夜,天香難抱。山水相思癖相好。長眺潸潸,鏡閣沉沉,曉無啼鳥。夢裡花容,少年顏色,自古十分憑弔。

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     詩 六首             中国西安 金 中

      詠伊麗莎白一世

  果斷拼將處女身,梟雄一代壯英倫。可憐粉帳彌留際,頻喚當年舊戀人。

    (注)伊麗莎白一世(1533—1603),1558年即位英國女王,終身未嫁。
       在位四十五年間使英國一躍成為歐洲頭號強國。

      巴比倫河邊猶太人歌

  黯然垂淚異邦河,國破傷心舊恨多。 清玉詩琴懸柳樹,孤高只奏自由歌。

    (注)公元前6世紀,耶路撒冷為迦勒底王國所陷,猶太人盡被擄至巴比倫,
       參見《舊約•詩篇》第137篇。

      留日追懷

  十載寒窗一夢中,扶桑追憶漸朦朧。深宵久對學燈熾,遠路獨瞻落照紅。
  默蓄經綸遊藝海,漫傾心力貫西東。韶齡雖逝詩章在,意義人生未必空。

      丙戌歸國就職西安交大感賦

  母校重回執教鞭,人生感悟歷行圓。濃蔭坦道法桐樹,新捨高樓漢苑天。
  力哺英纔勤解惑,直追夙夢倍思源。家邦報效從茲始,珍重青春而立年!

   (注)交大校園多有新樓落成,學生公寓皆麵貌煥然,北鄰興慶公園為唐宮舊阯。

      狂 吟

  桀驁還追杜少陵,鏡中雙鬢正青青。楚騷漢賦堪勤誦,倭海夷山漫踽行。
  曠野馳驅彪駿馬,長空嘹唳莽蒼鷹。苦成力句無人賞,清夜狂吟與鬼聽。

    (注)踽(jǔ)行,一人走路之孤獨狀。

      庚辰歸國記

  人生如雁多遷徙,明日他鄉今故里。在境見境知確鑿,離境憶境茫然裡!
  長安小聚作清歡,復下江南姑蘇水。寒山寺内衆賓喧,虎丘塔斜疑欲墜。
  獅子林中怪石多,穿梭迷宮低客揹。市中堂堂觀前街,屢嘗鴨血清湯味。
  臨別滴雨天乍陰,臥鋪倒頭酣甜睡。歸來先訝早冬寒,忙備歸程哪計累?
  街頭攜手待出租,飛雪繽紛鵝毛碎。日出霧散喜放晴,長嘯凌空雲海對。
  父老音容猶在前,餐桌共語如夢寐。值我飽覽晚霞時,料得慈母當垂淚。
  漸近夜幕東京城,一片華燈金翡翠。

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漢字自由詩の提案 ~葛飾吟社討議のために~
                   高橋 渉

 漢字を日本人が使用してから2000年、この文字を日本人が巧みに使い国字も開発した。中国とは異なる意味も存在し、発音も異なり韻の概念も存在しない。例 世話 無茶 等。 そこで、漢字だけで詠む自由詩を、中国の詩人には通じなくても、俳句、短歌と同列の日本の詩として、詠んでもよいのではないか。
 また、自由詩を作るには、題目を決め、字数(5.6.7字など)を決め、短編(50字以下) 中編(200字以下) 長遍(200字以上)を決め 叙事と抒情の内容を設定するなどして、コンピューターを活用して作成することも視野に入れてみてはどうか。



1.乗船下木曽川 中編 7言140字

木曾清流民衆讃、遊船観客愉個々。
起点美濃加茂宿、伊勢桑名下百里。
船頭老練操舟巧、民謡伝説又口遊。
紅葉奇岩飛白鳥、千姿山峡映疑夢。
水中躍鮎鵜舟浮、左岸古城白壁光。
中世朝幕権力争、承久交戦歴史址。
戦国英雄現濃尾、波瀾世紀演活劇。
長良揖斐三川合、宝暦治水薩摩悩。
遠望千本松原堤、切腹義士捧哀悼。
海上白波又趣存、船便利用愉悦極。

2.伊吹山頂 回想倭建命 短編 5言 50字

山頂花麗揺 哀愁倭建碑
征伐西東賊 帰還熱田郷
託妻草薙剣 欲平伊吹賊
山霊怒降雹 心身衰亡極
作詩大和薨 亡骸化白鳥

3.松山応援大使 短編 7言42字

近代俳句興松山 子規虚子唱革新
文芸漱石無不知 洗心宗教遍路道
道後温泉大衆愉 地域応援大使存

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4.伊吹山嶺 倭建命 中編 7言84字

美濃志賀聳国境、山頂高山花畠麗。
倭建碑前走哀愁、古代伝承人不忘。
遠征帰郷熱田郷、託妻愛剣草薙剣。
最後武勇赴伊吹、山霊発怒降雹激。
心身衰退赴大和、作詩薨去能褒野。
墓地亡骸白鳥飛、英雄伝説人興奮。

5.古事記 日本最古歴史書 中編 7言70字

古代物語流民衆、稗田阿礼暗百話。
大安万侶励筆記、当時漢字音訓用。
天地創造肇神代、天孫降臨峰九州。
歴史浪漫物語多、国家紀元征大和。
波瀾変転魅人心、皇室伝統尊今日。

6.古事記伝 本居宣長 松坂 中編 7言98字

天武帝命記歴史、安万侶用音訓字。
京都尊学現馬淵、国学基礎務普及。
伊勢宣長知馬淵、両者会見松坂宿。
宣長専心道国学、研究半世籠鈴家。
翻訳書類流世間、現存版木在眼前。
古代伝承公衆人、神代記述文芸中。
業績感歎光燦然、七十人生拝墓前。

7.大相撲 中編 7言98字

国技相撲興古代、古墳埴輪知原型。
日本神道関係深、神社奉納祈豊穣。
非礼不許勝敗厳。行司伝統存家柄。
四股鎮地柏手神、単褌裸体争力技。
立会重視阿吽中、体重身長無差別。
横綱儀式土俵入、揺動白色注連縄。
日本特異思競技、永遠隆盛耽希求。

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(付記)
 高橋子沖さんの「漢字自由詩」を読んでびっくりする漢詩人は、私だけではないでしょう。高橋さんの提案は、押韻詩に始まり平仄を調えるに到った日本の漢詩の歴史を真向から否定する論に思えるからです。冷静に見れば押韻しない古詩、あるいは江戸狂詩の流れを引くものといえるかも知れませんが、そのような詩はもはや漢詩ではない、そう思う人が多いと思います。
 しかし、高橋さんが書かれているように日本人と漢字の関わりを思えば、日本書紀と古事記に見るように、漢字は、外国語である漢文を書く文字であるとともに、日本語を表記する文字であったのです。高橋さんの提案は、日本語を表記する文字としての漢字による詩作りを目指すものに思えます。
 そのような詩作りが可能なのかどうか、可能であるとすればその長短は何であるのか、葛飾吟社のみんなで考えてみたいと思います。(石倉 記)


(2016年2月号 追補)

    丙申新年柏梁体(陽韻)  葛飾吟社
    平成28年1月16日   於東京御茶ノ水
                (追加編集 陳興)
  晦日鐘声一夜長  破笑
  霽月当空梅染霜  紫陌青猫
  新年旭日拝東方  子沖
  吟朋三笑説無常  杉水
  已有春風細雪忘  星舟
  梅花清楚馥郁香  耕堂
  老松清風浴春光  冬扇
  春宴把酒有山荘  暁風
  投詩得意聚星堂  旭翠
  耄耊猶健書癖狂  北魚(追加)
  巴黎和諧一縷望  菟庵
  暁雪霏微風力強  艸禾
  雪融天晴雁一行  香雪
  冬暖千山無雪粧  陳興
  我識老躯否忠良  逍雀
  醒来午睡送夕陽  鮟鱇
  潮満微風想故郷  甲春
  人倫天運更隆昌  一地清愁


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by kanshiriun | 2016-04-10 11:42 | 2016年4月号
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