梨雲 2010年3月号 no.108 1/2

       陳興自選集(抄)


  陳興,1980年11月生。中國福建省福清市人。2000年9月留學日本。現旅居日本國千葉縣。著有詩詞集《登山望雲》。另有詩詞稿《千葉憶雨》,《溪流花開》。

      澳 門

  昆侖絶頂會當淩,雪外迥觀南海靑。身舉荊蓮帶月發,頭垂牛女隔河驚。
  少陵因薊收濕袖,太白為江還盡瓶。今見澳門歸赤縣,豆萁千頃恰盈盈。

      臺 灣

  臺灣近在廈門東,猶隔煙波遙望中。往返人迷紫荊雨,春秋誰慕白蓮風?
  江河到海會一統,日月行天曾幾逢?萬里長城橫塞北,至今早已不燃烽!

      夢寤夜歌

  失敗無顏心凍結,雖于酷夏亦難融。初嘗人世辛酸涙,始覺瀛寰冷淡風。
  星斗繁時呼出日,天空霽後喚來虹。故應崛起披荊進,贏得明朝錦繡功。

      風雨秋深

  雲連天地複清涼,秋雨秋風秋夢長。頭上燈低想窗燭,心中事瑣念游章。
  千山搖樹壯比海,四岸飛濤寒勝霜。大雁胸懷本坦蕩,不知何故到他郷。

      浮雲生日

  秋風生日又同時,獨有浮雲高複低。隔夜冰成一夜水,當年事作百年思。
  春暉無力仍憐草,朝露多情暫駐枝。黄葉飛天忽微雨,深林回首卻凝眉。

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(承前)

      甘 泉

  甘泉竹實唯知味,雲外何須敵意猜?寂寞聖賢今李杜,喧嘩城市古秦淮。
  更高王屋低苦減,豈有太行無勇排?赤壁戰船聽將令,東風不與便徘徊。

      無 題

  人生到處多歧路,何去何從徒感傷。片刻相思不迢遞,暫時迷惘易彷徨。
  南莊香蕊屬蝴蝶,北斗誠心引莽蒼。欲速可能猶晩達,山中今日草茫茫。

      不平篇

  悔時只有歎蹉跎,傲氣原來稚若何.且放不平心底石,豈沈多曲夢中河.
  為詩勉強求量否;處世天真可愛麼?潑墨淺間深莫測,抒情深處淺能歌.

      東瀛春題 其 一

  春寒櫻忽滿柴門,石徑悠然走客魂。閩地花林稀未現,瀛洲愁水密難分。
  獨遊空作相如賦,苦詠長懷商隱雲。新恨舊情何處淡,漫天星象漸消痕。

       其 二

  詩懷春暖共櫻開,半夜他郷寂寞回。幸有紙間留此墨,恨無酒裡遣吾哀。
  蟑螂侵室愛書否?蝴蝶尋芳好色哉。噴嚏近来如電閃,飛塵一路落花来。

       其 三

  多情何奈夜深時,欲向佳人訴此痴。海角吾遙想天際,春林誰近對秋池?
  青蛙幽谷潭間影,白蛇古橋書裡姿。曾在東南嗟失意,旅途何處不相思。


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          閑雅逸俗


詩詞

      六言絶句早春即事        千葉県 田 旭翠

       其 一

  橋畔君看嫩柳,窗前我見老梅。方知四節交差,応喜双棲物華。

       其 二

  春暄已到猶浅。冬意暫留敢争。君到枝頭影冷,我開窗戸鶯鳴。

       其 三

  我酬春暖追約,君等餘情亦温。南畝力耕得学,西疇恵養堪論。


      春日偶成            東京都 田村星舟

  梅花茅屋外,何鳥渡枝聲。終日字中苦,心魂詩後淸。

      其 二

  濃春堤十里,人影半花陰。恰恰怡禽鳥,輕輕搖野芩。


      春日田家            埼玉県 芋川冬扇

  淡日無人訪,報春鶯語円。暗香花一朶,不掃竹窓前。

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      水月鏡花            東京都 石倉鮟鱇

  白首空懷傾酒盞,朱顏酣醉講胡孫:鳳雛張翼發空谷,麟子攅蹄出僻村。
  水月鏡花生幻想,火山湯海鍛詩魂。宦游萬里老邊境,但有禿毫堪自尊。

      水中撈月            東京都 石倉鮟鱇

  老作騷人出冷齋,逍遙隨意探詩材。水中撈月求佳句,火上弄氷知菲才。
  但有金錢堪飲酒,空誇朱臉欲開懷。醉呶花貌陪狂客,乘興聳肩吟露臺。

      浮生如夢            東京都 石倉鮟鱇

  碧落含烟負暄處,白頭曳杖賞櫻時。浮生如夢堪傾盞,至死靡它耽賦詩。
  游目山中得句好,飛聲春晝買人嗤。老猶身健才無盡,天用酒徒吟不辭。

      新譜・醉 夢          東京都 石倉鮟鱇

  花底生活,月下斟酌。老殘頻對詩魔,誑人講品德。
  日飲亡何,談若懸河。枕肱醉夢嬪娥,陪席送臉波。

         火山湯海                  東京都 石倉鮟鱇

  夢蝶振翅舞黄泉,火山湯海展青天。乘風萬里到尼院,得意悠然遶水仙。

      張牙舞爪            東京都 石倉鮟鱇

  月照詩魔欺獄卒,逃脱獸檻走江湖。張牙舞爪襲樗散,老作犠牲買韵書。

      一鱗半爪            東京都 石倉鮟鱇

  龍女月中爲酒肴,一鱗半爪羽人巣。裕寛醉叟擅空想,出狩夢魔姿態妖。

  月下剩佳肴,一鱗半爪羽人巣。
  仙人に喰われて竜は残しけり鱗ひとつと爪の半分

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      金口玉牙            東京都 石倉鮟鱇

  散人乞骨隱寒山,金口玉牙無二言。呵筆走箋詩自就,本無聲病善消閑。

      金龜換酒            東京都 石倉鮟鱇

  白首餐霞出碧山,金龜換酒借朱顏。殉情傾盞乘詩興,放唱千年興盡還。

      井中求火            東京都 石倉鮟鱇

  井中求火苦吟多,花下無錢佯醉哦。羨望黄鶯囀千里,夜來白首仰銀河。

      才媛毒舌            東京都 石倉鮟鱇

  酒家才媛化毒蛇,堪看朱唇出緑舌。白首乘機揮畫筆,欲描花貌半途折。

      水盡鵞飛            東京都 石倉鮟鱇

  江湖水盡老鵞飛,酒店關門留玉杯。醉歩蹣跚銀月下,白頭低唱坦途歸。

      水底撈針            東京都 石倉鮟鱇

  烟霞沈痼使詩人,幽討深山迷路頻。水底撈針施灸術,老妻欲治散仙身。

      斗水活鱗            東京都 石倉鮟鱇

  俳翁傾盞句鮮新,斗水活鱗酒救人。恰似金鷄鳴季語,森羅萬象有成因。

      話里藏鬮            東京都 石倉鮟鱇

  夢中巫女婉言幽,話里藏鬮謎語稠。思量千年待吉報,竟爲孤老坐邊秋。

      痴人説夢            東京都 石倉鮟鱇

  痴人説夢轉胡亂,騷客嘲風擅放吟。春日花間秋月下,風流韻事酒堪斟。

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短詩

      春日田家            埼玉県 芋川冬扇

  雪全晴。野店春寒,酒易醒。

  一村春。曲経吟行,逢美人。

  訪梅花。尚有幽香,野老家。

  鶯独啼。犬睡田家,信書稀。

  早鶯声。久闊旧師,笑相迎。


   従冬到春時候寸描七首       千葉県 今田莵庵

  新年旦 敬遠鬼神 不詣過。(註)「敬鬼神遠之」(論語)

  駐車場 掻雪夜音 到客床。

  攤子頭 定刻点灯 榮町路。

  白天長 陽射我頤 読書時。

  白天長 体内時計 傾誤了。

  啓蟄候 受信絵字 始舞踊。

  竹影揺 紙拉窓待 影絵劇。


      俳句與曄歌           東京都 田村星舟

  日常の瑣事の外なり春の雁
  孤離羣。歸雁啾啾,入暮雲。

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      曄歌 三 首          東京都 田村星舟

  淸且妍。梅蕾漸開,墓碑前。

  野梅村。鶯聲恰恰,心自安。

  興趣眞。芳草有情,亦逢春。 


      漢俳・羽 五首         東京都 石倉鮟鱇

  墨客求詞彩。十年斷羽老寒村,絶鱗沈苦海。

  蠹魚辭海旋。天天積羽學詩韻,沈舟游下泉。

  俳人老甕天。短句零光照山水,片羽舞雲箋。

  酒滿花間盞。乘醉人揮羽扇輕,頭載綸巾暖。

  天女夜飛聲:詩言騷客鴻衣綻,才媛羽裳輕。

      漢俳・談 五首         東京都 石倉鮟鱇

  白頭列散仙。兩人談古傾金盞,説今花酒錢。

  老骨對詩魔。花貌談玄鼓火舌,説妙吐毒蛇。

  閻羅嚇老殘。朱臉談空連火海,説幻聳刀山。

  兩人塵外心。千年談古醉竹林,論今彈月琴。

  金樽正堪抱。醉叟談天映酒池,論地連蓬島。

  朝三暮四騷。燕雀里談輕義理,巷議重節操。

  詩魔生地震。絶世奇談驚鬼神,怪論搖唇吻。

  才媛有時評。與論街談多淺見,巷議到深更。

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        社会生活・時事風刺


詩詞


    減田政策荒耕地         千葉県 今田莵庵

  人口増加世界傷,争先各国欲求糧。扶桑唯一承田減,村落数多耕地荒。
  棄鋤青年任効職,下肩老耄失希望。減田政策何空夢,歴代辛労忽地亡。

    冰上溜石 Curling        千葉県 今田莵庵

  冰上滑□攘敵□,低身曳脚遠凝瞳。投嬢加撓狙空居,助手摩氷図細通。
  多彩攻防充魅惑,無窮戦略入迷宮。最期逆転尋常事,観客焦心一戦終。
      (註)□=long,襲-衣+石。すり臼。

      塾師歎             千葉県 今田莵庵

  中国詩詞学習難,誰能為品幾多残。倭人只写窓前緑,読者欲知通志丹。
  馬耳東風門弟態,苦心授業塾師歎。社中元是無人島,教詠向天似弾丸。

    回頭軍閥1936年惹起二二六事件  千葉県 今田莵庵

  東京降雪世敷銀,忽地回頭往昔春。捧傘頬紅行小児,舞風雪白妨低身。
  叛軍蜂起攘雄客,士卒昏迷虐廷臣。幼稚園辺難帰宅,母堂憂慮賜迎巡。


      水光山色            東京都 石倉鮟鱇

  風流韻事夜連晨,翁嫗多錢不嘆貧。火樹琪花招酒客,水光山色誘俳人。
  哀鴻滿路求職處,老骨披襟揮筆春。月照櫻雲繞花館,髑髏香夢墓穴新。

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      世態炎凉            東京都 石倉鮟鱇

  世態炎凉人野卑,諛臣聚處有金杯。狼心賣友食羊肉,狗肺求榮借虎威。
  社鼠釣名翻晝錦,城狐欺世浴宵暉。犬儒如此留高訓,醉歩蹣跚將詠歸。

      長相思・靈牙利齒        東京都 石倉鮟鱇

  唇有舌,人鼓舌。才媛靈牙利齒説:該當救祖國。
  醉踏歌,壯士歌。逸志拔毛濟世多,天兵降業魔。

      少年游・井中求火        東京都 石倉鮟鱇

  井中求火,人間説道,純吏宦游長。諫草千言,筆誅萬語,清痩老邊疆。
  知風韵、詠懷無限,山水化霞漿。覓句飛聲,嘲風玩月,雲液洗塵腸。

      少年游・熱火朝天        東京都 石倉鮟鱇

  白頭飲酒,朱顏好辯,青血滾心肝。却老憂國,成群尚志,熱火正朝天。
  皆於是、一言居士,開口論兵權。隣客聽之,譏嗤燕雀,振羽競聲喧。

      少年游・鼻端出火        東京都 石倉鮟鱇

  老官直諫,鼻端出火,王座少燃燒。下獄三年,殉節一日,新墓到花朝。
  櫻雲涌,老鶯清哢,朱夏夕陽高。月領秋天,雪飛冬夜,骸骨夢神交。

      羽翼已成            東京都 石倉鮟鱇

  麟子霜蹄未凍,鳳雛羽翼已成。舞文弄墨乘運,衣錦歸鄕養生。

      附炎趨熱            東京都 石倉鮟鱇

  張三把盞陪詩虎,李四献金諛酒龍。如此附炎趨熱後,求得名利老西東。

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      趁火打劫            東京都 石倉鮟鱇

  草賊便敏侮迷宮,趁火打劫穿業風。逃避地方開狗竇,誘人前進墓穴空。

      鼻端出火            東京都 石倉鮟鱇

  怒髪衝冠老骨嗔,鼻端出火諫言眞。群官沈黙低頭處,時有啼鶯報肇春。

      熱火朝天            東京都 石倉鮟鱇

  老骨成群擅醉言,黄頭朱臉似山猿。憂國熱火朝天處,隣客譏嗤燕雀喧。

      金針見血            東京都 石倉鮟鱇

  義人尚志越職權,直諫無功被左遷。白首金針見青血,碧空赤羽入黄山。

      七絶・常鱗凡介         東京都 石倉鮟鱇

  常鱗凡介滿江湖,偏愛風流抱酒壺。悪鬼彈琴使人士,各從力量作師徒。

  笑抱酒壺,常鱗凡介滿江湖。
  酒の壺を笑って抱きつつ常鱗と凡介ばかりが江湖に満てり


短詩

      短詩與短歌           東京都 石倉鮟鱇

  鳳雛羽翼已成,將懷大志晋瑤京。
  鳳雛の羽翼のすでに成りたれば大志を懐き京に上らん

  張三李四,附炎趨熱焦鵠志。
  張三も李四も趨(おもむ)く炎熱に焦げるくぐいのその志

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             愛慕情絲


詩詞

    女児満四月回福建数日又返千葉途中作  千葉県 陳 興

  臨行重抱小汀汀,未解依依送遠行。我与嬌妻相抱哭,千山如霧雨盈盈。


      妹妹“千鶴”登仙        千葉県 冨樫貞華

  柔和遺影在花前,如笑如呼風貌妍。春夏秋冬長臥處,六旬七歳短生捐。
  夫妻晏晏眞清福,孫子欣欣誠浩然。相隔幽明才一月,仙遊無奈想綿綿。


      題義兄登仙 四首        埼玉県 秋葉暁風

       曄 歌

  弔君時。天門開闔,家有兒。

       瀛 歌

  捜君行。寂光浄土,到五更。 二兒妊娠,一橋聖名。

       五言絶句

  心中多所思,帰宅亦移時。電話還是夢,阿娘孕勝兒。

       七言絶句

  輪廻転化也一奇,日月星辰四時移。老生何分生與死,有信阿娘孕二兒。

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      長相思・戀林魔         東京都 石倉鮟鱇

  天絳河,地黄河。日照青山詩虎歌,老猶思翠娥。
  戀林魔,交夢魔。毒婦雖然送臉波,無言投玉梭。

      少年游・鴻儒有悔        東京都 石倉鮟鱇

  話中帶刺,花間含笑,才媛對鴻儒。信口懸河,談天論地,共擅醉顏朱。
  白頭悔、半生空過,學界守殘株。玉女偸薄,乳房高聳,飲酒盡金壺。

      火眼金睛            東京都 石倉鮟鱇

  山月穿窗臨墨客,春宵揮筆畫青娥:瑤觴緑酒洗才色,火眼金睛生瞼波。

      水泄不通            東京都 石倉鮟鱇

  紅樓青女侑觴妖,含笑誑人戀柳腰。水泄不通收酒債,迎來送往月明宵。

      話中帶刺            東京都 石倉鮟鱇

  話中帶刺擅狂言,火上加油花酒錢。青女朱顏生氣處,南窗皎皎月嬋娟。


短詩

      漢俳・抱火寝薪         東京都 石倉鮟鱇

  巫女誘山猿。夢中抱火傾金盞,寝薪花酒錢。

      漢俳・放火燒山         東京都 石倉鮟鱇

  妖狐賣酒縁。搖唇放火弄花言,燒山傷老猿。

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      坤歌・二 首          東京都 石倉鮟鱇

  有羽人,東海撈針,繕繋裙。

  放學後,趁君閉口,未回首。

      偲歌・四 首          東京都 石倉鮟鱇

  龍女片鱗,龜齡殘甲。香夢交神, 同怒髪。

  水碧山青,花紅柳緑。携手遠行,迷岳麓。

  紅男緑女,鳳友鸞交。青春振羽,碧天高。

  月中折桂,水底撈針。書生後悔,喪青春。
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# by kanshiriun | 2012-11-18 14:06 | 2010年3月号

梨雲 2010年3月号 no.108 2/2

          親朋純情


詩詞

      老友囲碁            埼玉県 芋川冬扇

  友到談今古,囲棋惜寸陰。青春微尚在,局上有清音。


      深森未青女士高雅 鶴頭格    東京都 石倉鮟鱇

  深谷風寒使絳唇,森然月夜作歌人。未知鬼道揮刀筆,青血洗桐生葉新。


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          寓意偶題


詩詞

      武士道寸描           神奈川県 高橋子沖

  天涯仰極星,地上有礼馨。武士自知恥,心情愛敵寧。


      楽聖之三 韓特尓Handel    千葉県 今田莵庵

  基督生涯劇曲成,戯台合唱混声清。晩年何諾英王召,水上音調四海驚。

      楽聖之四 海頓Haydon     千葉県 今田莵庵

  生涯以楽仕王宮,舞踏円游連日隆。作曲尋常時不待,芸魂猶有豁然中。


      無 題             東京都 石倉鮟鱇

  子規啼處碧梧桐,有葉無鱗隣海松。本幹灣曲老猶茂,難知孰與是雌雄。


詩詞

      坤歌・一 首          東京都 田村星舟

  冬五輪。女子花滑,興愈眞。

      漢俳・花樣滑氷         東京都 石倉鮟鱇

  天仙翻袖美。一衣帶水比肩飛,兩人十九歳。

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             山川覽勝


詩詞

     連続武州的名所 古詩新韵     東京都 池田耕堂

       多摩御陸           八王子市長房

 “多摩”連嶂帯軽煙,“浅川”塘岸花草鮮。杉林参道心気爽,新陸明粛無俗喧。
 旧陵鎮奥共清致,丘上円墳極荘厳。激動時代已休止,四皇魂魄茲清眠。
    (注)四皇:大正天皇,貞明皇后,昭和天皇,香淳皇后。

       埼玉古墳群          埼玉県行田市

 “坂東”平野浩無根,往昔豪族久君臨。幾多古墳群“埼玉”,巨大丘阜驚客魂。
 豪華遺物夥出土,金錯銘剣希世珍。春来桜花満公苑,歴史探訪報夙心。

       赤紙仁王(東覚寺)      北区田端

 田端一帯眺望新,街路楼閣驚衆人。仏堂本殿総装改,風物清浄無俗塵。
 仁王全身張紅紙,奉納草鞋充梵林。諸病平癒顕霊験,若有疾患宜此尋。

      等々力不動尊(滝轟山満願寺別院)世田谷区等々力

 緑林羅列覆谷川,流繞苔石如深山。古風蕭寺集崇敬,懸泉浄境情緒牽。
 千古“興教”従霊告,京邑不動移澗辺。陽春特地桜花麗,晩秋趣変紅葉鮮。
    (注)興教:根来寺の開山興教大師。

      道了尊(大雄山最乗寺)     神奈川県南足柄市

 箱根連峰景観優,老杉聖境風物幽。沿渓参道昼猶暗,伽藍堂塔連古丘。
 “道了”済衆成天狗,巨大下駄奉納稠。如来明王極尊貴,顕著霊験旁八州。

-15-
    日本蘭展会場于東京球場所感   千葉県 今田莵庵

  到来春節却戻寒,屋内球場展夥蘭。胡蝶飛花連白鎖,大輪花弁似朱珊。
  表彰巨鉢向顔急,購入種苗塞手蟠。遠客早疲探帰路,嚢中已乏倚長欄。


      旅游長江            東京都 田村星舟

  異邦千里客懷寛,幽壑萬山晩照殘。滾滾江流盍要急,融融人在舶船欄。

      參觀石寶寨           東京都 田村星舟

  下船巡歴路窄長,陋肆低軒各樣商。仰看寨門和寨頂,兩方艶美雨痕涼。


      曽我観梅            神奈川県 高橋子沖

       七絶・二 首

  梅花欲綻雪余天,漫歩悠然浅水辺。古木横枝粧白雲,清香漂処動吟情。

  梅信漸来求友声,早春天地動詩情。訪問園裏白雲景,万里無雲独鼓笙。

       五絶・五 首

  盆梅開几上,広野万株香。天地春如夢,看花晩節幽。

  如月梅花綻,人心春意盈。閑吟望曽我,漠々忘帰程。

  村園春色静,十里楽徘徊。千古清香遍,幽朋重玉盃。

  十里梅花白,閑人酔暫留。誰知香寂寞,此地鳥声柔。

  村園人語絶,幽径好春華。野店探梅酒,茫々惟酔花。

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        私と漢詩詞結社        中山逍雀


 私の生家は農家だったが、別棟の書庫があり、頼山陽の日本外史や唐詩選、二宮尊德報徳記、論語などの書籍があった。
 父は論語が好きで、私を座らせて・・・孔子曰く・・・と、説教まじりで話した。詩歌の本は余り好きではなかったが、二宮尊德の報徳記は好んで読んだ。

 高校一年の頃、自ら請うて頼山陽の日本外史を父に教えて貰ったが、数巻で途切れた。家庭の事情で、高校二年に進まず春四月に風呂敷包みを背負って働きに出たのである。
 職は転々としたが、得るところも多く、苦に思ったことは一度もない。愉しい歳月を過ごした。
 其れは私の生き方に依るのだろう。私は何をするのにも目標を立て、期限を設けるのである。目標が達成されなくても期限が来たら止める。達成したら止める。出来ないと分かったら直ぐに止める。3年以上は生命の保証がないから、3年以上先の目標は立てない。

 私が漢詩詞に興味を抱いたのは、近くに住む友人、岩淵良雄氏が、詩吟「神風流」(会員数4万人)祖師の甥であったことも起因する。
 私は友人の誼で詩吟を教えて貰ったが、生来の音痴は克服できなかったが、努力の甲斐あって詩吟神風流総本部から指導者の許状と看板を貰ったので、当初の目標が達成されたので止めた。当時は指導者としての技量は有ったのだろうが、その後30年間も、一度も声を出したことがないので、音痴は100パーセント元に戻った。即ち現在は正真正銘の音痴である。
 この詩吟が切っ掛けで少年時代の記憶が甦り、漢詩に興味を抱き、吟詠を創作に方向転換する気持ちになった。

 時を同じくして、ゴルフ場造成工事現場で、下っ端の監督をしていた。板場の夜は長い。町から通ってくる職員に、図書館から明治書院発行の「漢文大系」を借りてきて貰い、2回通読した。(明治書院に依れば全100巻程有るそうだが、町の図書館にはランダム15巻しか無かった)

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 漢文大系を読んで、漢詩は案外簡単に創れそうに思えたので、吟詠を創作に切り替えた。創作への方向転換と言っても、その手掛かりが有るわけではない。たまたま手にした“大法林”に漢詩が載っていて、選者に高橋藍川師の名前が有った。

 和歌山県田邊の高橋藍川師の下へ手紙を出して訊ねたら、黒潮吟社の会員は400人居るそうで、入会すれば添削して貰えることを知った。「だれ漢」を教えられて直ぐに買った。簡単と思って、直ぐに投稿したら、そのまま白紙で帰ってきた。次の月には“見るに忍びず”と書かれていた。その次の月は“年寄りを殺す気か”と書かれた居た。
 同じように広島の太刀掛呂山師にも教えを請うた。山陽吟社には250人ぐらいの会員が居たそうだ。
 どうしても解らない点があったときは、夜汽車で和歌山縣田辺まで、或いは広島県広島市まで行き、教えを請うてトンボ返りした。

 高橋藍川師から、雅号を付けるように促された。皆さんの雅号を看ると、どれも此も、単なる標識に思えて仕方がない。
 私が未だ風呂敷包一つで走り回っていた頃、同じ工場に台湾出身の女性が働いていた。高橋藍川師に逢った当時は、未だ私の心の隅に住み着いていたのだろう。今ではその姓名は忘れたが、その名にあった「雀」と言う文字を使ったと言う記憶がある。

 短期間で習得するために、和歌山の髙橋藍川師と広島の太刀掛呂山師の兩師に師事した。高橋藍川師は僧侶、太刀掛呂山師は教育者と、兩師にはそれぞれに異なる詩風があって、此が幸いして異なった詩風を比較しながら習得することが出来た。
 兩吟社との付き合いは長いが、兩師が説く詩法を習得するのには、3年有れば充分であった。

 その後、髙橋藍川師の補助として、毎月会員100人の絶句と律詩の添削を代行した事もある。ただ其れは生業が多忙に成ったので、一年に満たずに辞退した。

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 昔のメモを探ると、昭和55年当時、私は生活費のために、個人的に朱筆をしていた記録がある。吟社の添削料よりも100円高かったようで、一首の料金は、五言七言絶句共に300円・五言律詩は400円・七言律詩は500円・古詩は600円であつた。此は朱筆のみで、解説は一切書かない。解説を書けば2倍の料金を頂いた。この夜鍋仕事は生活費をだいぶ潤した。

 高橋藍川師登仙の数年の後、過去の業績を振り返り、嘗ての紙片を寄せ集め、自他の峻別は曖昧だが、300律詩を編集した。現在この300律詩を見ると、中国詩詞壇の詩風とは、微妙に異なる日本詩壇の詩風が窺い知れる。当時の私は此を懸命に学んで居たのだが、今から見れば、中華詩詞壇には余り通用しない作品の見本としては格好の作品集である。(300律詩は日本詩歌と同じ詩法で作られた作品である)

 兩師より関東での漢詩吟社の設立を促され、その気になったが、兩師には申し訳ないが、国内で学んだ知識だけでは、中国国内では通用しないことに危惧して居た。 通用しないままに、会員を募ることは無責任なので、納得が行くまで知識を充填する事とし、詩壇設立を延期した。

 その為に、新たな情報源として中国国内に、指導者を求める事にした。中国詩詞壇との連携を図る爲に、滋賀県の大井清老を訪ねた。大井清老のご尽力により、北京の詩人“李芒先生”との知遇を得て、老師が老境に至まで、詩法と添削指導を受けた。更に四川省に赴いた折、交流会に同席した国文学教授の詩人に対して、添削指導を交渉し、幾許かの添削料を払って継続的に指導を受けた。

 その間にも、南京師範大学の国文学教授を初めとする、多くの中国詩人諸賢に、詩詞応酬に交えて、添削指導を所望し、詩法と添削指導を受けた。
 僧侶で有れ、書家で有れ、俳句や短歌で有れ、中国での交流会があると聞くと、頼み込んで、便乗参加をした。

 更に今の私は古稀を過ぎて、すっかり臆病者になったが、当時は若さもあり、知らぬ者の怖さ知らずで、中国詩詞壇からの招聘に、数度は一人で参加もした。
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 それらの努力により、概ねの詩法習得が出来たと自覚したので、漢詩詞同好会「葛飾吟社」を設立し、同好の指導に当たることを決意した。

 千葉県松戸市社会教育認定団体第310號 葛飾吟社を登録したのは、昭和55年・1980年・41歳の時である。

 当初は右往左往の状態で、漸くにして進むべき道を得たのは、直接の師で有った高橋藍川師と太刀掛呂山師が他界した後の事である。

 私は吟社を創設するに当たり、中華詩詞壇に通用する作品が作れて、中華詩詞壇の諸氏と対等に詩詞討論が出来る知識を保持することと、先賢老師からもたらされた知識を文字情報に整理して、後継者に引き継ぐことを決めた。

 漢詩詞は構造解析が進んだ定型詩歌である。私は諸賢の指導によって構造を習得したので、此に従って学習すれば、優秀作品は別としても、大過ない作品を創るのに、30回も話せば充分である。毎週の講義なら1年で、月1なら3年で達成されると目論んだ。

 当時は生業を為していたので、決められた日時に必ず講座を開くには、かなり厳しい状況であった。週1で10回連続の開講なら、どうにか可能である。都合が付けば次の10回講座も開講するが、多忙なら、改めて開講する事にした。

 当初は松戸市広報に募集広告を載せていたが、松戸市民新聞(タウン紙)の責任者と懇意になり、今度は有料で松戸市民新聞を利用するようになった。

 その時時、10回講座を松戸市広報に募集広告を出せば好いのであった。その当時一回の広告で、二十人ほどの受講者が集まり、借りていた公民館の定員は20人であったから、何時も満席であった。

 講座は松戸市内の公民館を借りて、月4回、1回2時間、午後1時から3時までとした。

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 講座内容は、古典・近代の漢詩詞の鑑賞を為して、同時にその作り方を教えると言う方法であった。殆ど総ての人は、5回も話を聞くと、五言絶句は出来るようになり、10回講義を聴けば七言絶句が創れるようになった。

 短期講座の生徒諸氏は、次がないから学ぶことに熱心である。質問が多くて会場明け渡しの時刻が迫り、隣の図書室まで、席を移したことも多多ある。同じ事を何度も話すことはしなかったが、今から思えば、当時の出席者は理解も早く覚えも早かった。

 漢詩同好会は勉強ばかりが活動ではない。私は何の働きかけもしなかったが、受講者の中には、必ずや世話好きの人がいて、小型バスで名所旧跡を回り、即興詩を為した。曄歌などの新短詩は、そのときに芽生えたものである。

 一泊・二泊の旅行も企画するものが居て、南紀や岩手や青森や日光や鬼怒川や長瀞などにも吟行を為した。

 作品集を作ろうという話は当初から有って、筆まめな人がプリント版を創ってくれた。何方の命名かは忘れたが、誌名も衆議一決して「杖下之四季」と成った。何方が書いたかも定かではないが、誌名の由緒を次のように述べた。

 杖下一寸四方を眺めれば、砂粒無数、昆虫の屍、何処から飛んできたのか花びら一枚、どれも此も歴史があり、深い心がある。

 たった惟だけの處にも、こんなに多くの物語がある。

  ましてや、人の立っている三尺四方は如何に広大な世界か、四季の快楽と悲傷は深遠にして大宇宙に相当する。

 私はこの文言が気に入って、此を漢訳して黒龍江省で発行している“曄歌”の標題にも使わせて貰っている。


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  在詩人的脚邊,可能有無數的塵土沙粒,些許昆虫的残骸,幾片不知從何處飄來的花瓣。所有這些,都有其各自的歴史,都會給人以某種的感受。

  看到沙塵,能聯想到大自然的遼濶,看到昆虫残骸會引起淡淡哀憐,看到花瓣會感慨世間盛衰無常。

  僅這咫之地就有許許多多的故事,更何況四季的快楽與悲凉正可謂天門開闔。

 作品集は鉄筆・謄写版刷りやワープロ打ち・コピー刷りの手作りで、不定期出版だったが、受講者は律儀にも舊誌名を継ぎ、誌名を「杖下之四季」として、六巻ほどは刊行した。 

 受講者には経過を愉しむ人と成果を愉しむ人がいる。10回の短期講座であれば、経過を愉しむ人は排除される。

 成果を愉しむ人は、10回講座の中で、目一杯に知識を習得しようと努める。依って五絶や七絶ぐらいは出来るようになる。

 私は中國詩詞壇交流を為すに当たって、達成目標を立てていた。中國の政治でも詩詞界でも重鎮と言われる“林林先生”と握手をして一緒の写真に収まる事である。目標達成の暁には、漢詩詞講座から手を引く事にした。中年になって漢詩を学んだが、その関与期限を目標の達成日までとして、古希までも続ける積もりは毛頭無かった。

 国内での活動は遅遅としていたが、中国国内での知名度は順調に推移し、その当時既に中国国内での足掛かりは出来て、今後3年以内に目標が達成される目途が付いた。

 然し此方の準備が出来ていない。先方に会うには、此方から同好を引き連れてゆく必要がある。短期講座で集めた同好では、技能が物足りないので、継続講座の必要性が出てきた。

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 私も生業に余裕が出来たので、継続講座が可能になった。短期講座は、回毎に受講者の七割は入れ替わるので、延べ受講者は多くなるが何回短期講座を重ねても、五絶以上の詩詞知識は講じられない。依って、短期講座を廃止して、長期講座に移行することにした。

 短期講座には、其れなりに未練はあったが、技能向上のためにやむなく長期講座に移行した。依って三割の人に、長期講座を為したのである。講座の趣旨変更を為した途端に受講者は徐々に減り、細々と言う状態が訪れた。途端に学習意欲は激減した。言い換えれば学習意欲の少ない人だけが残ったとも言える。

 今田莵庵兄と小畑旭水兄が訪れたのは、この頃である。それから3年経過した1997年、日中国交回復25周年に合わせて、北京に於いて中山栄造新短詩研究討論会を開催した。

 林林先生と握手を為し、一緒に写真に収まった。当初の目標は達成された。

 当初の目標が達成された暁には、漢詩詞壇を退く事にしていたのだが、矢鱈に煽てられ愚図愚図して辞めないで居ると、中國側での評価は私に関係なく、徐々に上昇し、2000年・2002年・2004年・2005年・2009年と、交流研討会が催された。更に今年20010年には中國上海で交流会が計画されているようだ。

 漢詩詞が好きか?と問われれば、漢詩詞との関わりは、目的達成のための行動で有って、私そのものは、詩歌などの文芸はそれ程好きではない。現在まで続いているのは、止める機会を逸して仕舞ったからに他ならない。労を惜しまず働いてくれる小畑旭水兄や、石倉鮟鱇兄や代表を引き受けてくれた芋川冬扇兄の姿を見ると、止めると言い出せないのである。

 物事を学ぶのに教室は要らない。必要なのは、解らないことを教えてくれる人物が、手の届くところにいることだけで十分である。財物でも知識でも、欲しかったら自分の手で引き寄せるほかはない。財物も知識も先方から転がってくることは稀である。
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補追

 中国国内の漢詩詞家と詩詞の応酬で交わると、○○詩詞壇の顧問になってくれと申し込まれる。程々気軽に引き受けていたので、今ではその詳細は忘れている。先方の誌面に小生の名前が載っている場合は記憶が蘇る。

 中華新韵学会顧問・吉林省《精彩》理事・福建省《梅櫻葉》顧問・黒龍江省《曄歌》主編・新紐四海詩社基本社友・詩吟神風流匡風會顧問などは時折目にする。

 詩詞の応酬や交流会に顔を出せば、手紙の遣り取りは多くなる。2010年では400名弱の手紙の相手方がいる。

 新年と暑中見舞いの挨拶状は、文面を10種類ほど作って、差し込み印刷で裏面を書いて、表書きと、裏面の署名と遊印と20円切手を貼り足している。

 現在は手控えたが、数年前までは、先方からの手紙に直ぐに返事を書いていた。月に50通の手紙があり、各々に歩韵を書いて返信していた。

 其れでは忙しすぎるので、この頃は月末までは返事を出さずに、次月に一ヶ月掛けて返事をすることにした。これで来信は月に10通に減った。

 中国人は個人の資質に重きを置き、肩書きはそれ程に評価の要素にはしない。日本人は中國側に対して肩書きを誇示する傾向があるが、中國側にしてみれば、肩書きはどうでも良いことで、個人の資質が重要な要素となる。

 漢詩詞交流の場合、当事者の作品の資質が重要な要件で、高い評価を得れば、個人でも其の名が広まる可能性は十二分にある。逆に肩書きで広まる可能性は殆ど無い。

  平成22年1月29日(金)
  于松戸茅屋

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# by kanshiriun | 2012-11-18 14:04 | 2010年3月号

梨雲 2010年2月号 no.107 1/2

       中山逍雀自選集(抄)

  中山逍雀 1939年生于日本國千葉県市川市的一個農民家庭。18歳高中卒業後赴東京進廣做工,有意識地不断変換工作,廣泛接触社会,交際各階層各類人士。之后開始個体経営,従事過商業、電気業、不動産業和畜牧業等。1992年,将?雑的事業範囲収縮,只留下電気案装業。并受日本國厚生大臣委託,開始従事義務性社会福祉活動。1987年創?“漢詩詞同好会葛飾吟社”併任主宰,開展以漢詩詞爲橋梁與中國的文化交流活動。曾數次随団訪問。創造了一種中日詩人都能創作的新短詩,關于詩歌方面的著作頗多。

      楹聯 珈琲館

  露芽香,情侶偸閑相擁坐;雲樹念,恋心携手共飛翔。

      婚聯二副 (横批)山盟海誓

  并肩携手長相助;挙案深情永共歓
  情深自到千年福;愛永終成百歳歓

      漢俳四首

  窗前燕子飛,竹樹薫風疎雨後。尺翰涙沾衣。
  薄暮阻吟行。淡月掛枝花尚明。映水忘歸程。
  拭汗老農勤。晩餐囲坐思孫酒,掌合祷神聞。
  葉背昆虫卵。月華星影只睡眠,母祷天行健。

      短詩四首

  焼落葉。直上昇烟,冬胡蝶。
  恫紅唇。盗用公款,魁偉人。
  一吟双涙,分袂成章。恋恋含羞,夜夜長。
  窗前梅,二月寒香,鶯作賓。共成知友,詩寫情眞。

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      緑陰試筆

  午枕薫風里,飄紅半是塵。紫門無客訪,何處鳥聲頻。
  活計安吾分,時能詩友親。吟詩猶懶出,執筆餞徂春。
  日日黄黍夢,窗前緑已新。

  午枕薫風の里,飄紅半ば是れ塵。
  紫門に客の訪う無く,何の處か鳥聲頻なり。
  活計吾分に安んじ,時に能く詩友親しむ。
  詩を吟じ猶お出ずるに懶く,筆を執りて徂く春に餞す。
  日日黄黍の夢,窗前の緑は已に新なり。

      探梅詩

  溪梅一樹竹成鄰,郁郁飃香獨占春。
  氷雪融時蘇痩骨,暖暄彌日啓紅唇。
  此臨碧水清標格,也對黄鶯好主賓。
  已在香君懇催促,素装依約見精神。
    此詩頷聯:“氷雪融時蘇痩骨,暖暄彌日啓紅唇”,已由書法家寫好刻挂
         于漁村花園。

  溪梅の一樹 竹は鄰を成し,郁郁たる飃香獨り春を占。
  氷雪融る時 痩骨蘇え,暖暄彌日 紅唇を啓く。
  此れ碧水に臨み清標格,也た黄鶯に對して好主賓。
  已に香君在りて催促?し,素装依約して精神を見る。

      望海潮・冬日閑居

  踏青兒女,看花酔客,丹情総是童心。街巷賈商,寒厨活計,浮生半是塵心。離別亦傷心。慮母父遺訓,親友遺吟。逸楽悲嗟,少年人事再難尋?  頽頭不挿凰簪。有未衰血性,應低千金。辞職學文,偸閑案句,明窓豈有煩襟。寄翰結交深。憶友君執筆,喜夢知音。忽得垂髫胸臆,懐繞去来今。

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  踏青の兒女,看花の酔客,丹情総て是れ童心。街巷の賈商,寒厨の活計,浮生は半ば是れ塵心。離別は亦傷心。母父の遺訓を慮り,親友の遺吟。逸楽悲嗟,少年の人事再び尋ね難し?  頽頭は凰簪を挿せず。未だ血性の衰えざる有り,應に千金に低る。職を辞し文を學び,閑を偸みて句を案んず,明窓豈に煩襟有らんや。翰を寄せ交を結こと深し。友を憶いて君は筆を執り,喜夢音を知る。忽ち得たり垂髫の胸臆,懐は繞る去来今。

    鶯啼序 許久回故郷

  初秋故郷古驛,狗眠村静静。新築屋、嫂嫂和孫,歳月長短如磬。江山麗、風廻葉落,時時鳥語依然盛。念故園,野叟素情,田地豊景。  遽念青春,已忘其姓,繞梵宮石磴。遡幽冥、将見君名,香與花墓前浄。一縷烟、吾疑急逝,共弾唱、絃絶心疼。我與君,託情琴書,訴思花影。  麗容繊指,屈強垢面,青春互憧憬。無告我、君去君逝,無奈傷心,只有傷心,惑蝴蝶夢。多年煩事,寒厨活計,怱忙幾歳安吾分,未成功、執筆秋風到。半宵燈火,聊違俗送流年,閒作句模雅興。  麗容繊指,野叟繁霜,証歳移人更。我心里、何故居住,何故隠藏,私慕何由,私酌忽醒。我知君面,君不知我,繁霜枕涙還枕涙,恥吾迷、月照孤燈暝。勿嗤老叟郷愁,悶悶一吟,半觴酩酊。

  初秋の故郷古驛,狗は眠り村は静静なり。新築の屋、嫂嫂と孫,歳月の長短は磬の如し。江山は麗に、風は廻り葉は落つ,時時鳥語は依然として盛んなり。故園に,野叟の素情,田地豊景を念う。  遽に青春を念い,已に其の姓を忘る,梵宮の石磴を繞り。幽冥を遡る、将に君が名を見たり,香と花、墓前に浄し。一縷の烟、吾は急逝を疑う,共に弾唱し、絃絶えて心は疼く。我と君,情を琴書に託し,思を花影に訴う。  麗容の繊指,屈強の垢面,青春互に憧憬。我に告ぐる無く、君は去り君は逝かん,傷心を奈する無く,只だ傷心有り,蝴蝶の夢に惑う。多年の煩事,寒厨の活計,怱忙幾歳吾分に安んじ,未だ功を成さず、筆を執れば秋風は到る。半宵の燈火,聊か俗に違い流年を送る,閒に句を作り雅興を模す。  麗容の繊指,野叟の繁霜,歳は移り人は更る証なり。我が心の里、何故に居住,何故に隠藏,ひそかにに慕いて何に由らん,ひそかに酌めば忽ち醒む。我は君が面を知り,君は我を知らず,繁霜枕涙還た枕涙,吾が迷いを恥ず、月は孤燈を照して暝し。嗤う勿かれ老叟の郷愁,悶悶一吟,半觴酩酊。

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      鶯啼序 許久回故郷之二彼岸某日

  初春草堂禿筆,欲説詩客意。人解否、年少心傷,垢面私泣投地。黄梁夢、紅飛紫散,薫風換景天将麗。憾鬼神、尺素追懐,弊衣逃避。  半裂舊箋,一夜枕涙,恋野童鄙俚。遡年月、迷入平原,風爽相跨鐵騎。耀明珠、軽羅信歩,笑花貌、歓情安息。砕幻壺,漸次貌消,寂然星歴。  故郷父母,陋巷家族,誰知我心秘。茶換酒、遺棄羞耻,不數年齢,欲寫吾思,寄書可否?青春意気,明眸麗質,江湖多歳相思語,趁幽期、閉眼寫佳麗。近旁古刹,僧若会去黄泉,吾心欲托双鯉。  焚香始祖,更加一香,勿忘彼岸季。弄詞句、寫天地誼,識陰陽情,君成嫩葩,我爲堅蔕。香烟熄燼,星眸磨燼,窗前緑影如夢裏,怕吾心、座右存芳醴。勿嗤老叟郷愁,悶悶一吟,半觴沈溺。

  初春草堂の禿筆,詩客の意を説かんと欲す。人解するや否や、年少の心傷,垢面ひそかに泣きて地に投ず。黄梁の夢、紅飛び紫散ず,薫風は景を換え天は将に麗かなり。鬼神に憾き、尺素追懐す,弊衣逃避す。  半裂の舊箋,一夜の枕涙,野童鄙俚に恋す。年月を遡り、迷いて平原に入る,風は爽に鐵騎に相い跨ぐ。明珠は耀き、軽羅は歩に信せ,花貌は笑う、歓情安息。幻壺は砕け,漸次貌は消ゆ,寂然星歴たり。  故郷の父母,陋巷の家族,誰か我が心の秘を知らんや。茶を酒に換え、羞耻を遺棄す,年齢を數えず,吾が思を寫さんと欲す,書を寄せる可否?青春の意気,明眸の麗質,江湖多歳相い思うの語,幽期を趁り、眼を閉じ佳麗を寫さん。近旁の古刹,僧若し黄泉に行けるなら,吾が心を双鯉に托さんと欲す。  始祖に香を焚き,更に一香を加えん,忘れる勿れ彼岸の季。詞句を弄し、天地の誼を寫さん,陰陽の情を識り,君は嫩葩と成りて,我は堅蔕と爲らん。香烟は熄燼,星眸は磨燼,窗前の緑影は夢裏の如し,吾が心を怕る、座右に芳醴存す。嗤う勿れ老叟の郷愁,悶悶一吟,半觴沈溺。

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          迎 春


      楹聨 賀新年          神奈川県 萩原艸禾

  春光燦燦風雲収;淑気盈盈旭日新。

  爽旦先慶風駘蕩;消宵相喜月玲瓏。

  千歳連枝琴瑟和;三朝比翼健康弥。


      新春偶感            神奈川県 高橋子沖

  新春改暦酒杯中,旭日曈曈万象雄。幾転星霜懐白首,平和世界意無窮。 

          二

  玉暦庚寅百転鶯,門松万戸一天晴。阿蒙無恙無人訪,老境悠然一曲笙。 

          三

  泰平天下鶏声度,破蕾茶花競草庵。八十余齢風雅道,逍遥求句夕陽寒。

      元旦感懐            神奈川県 高橋子沖

  昨夕看月蝕,元旦浴春光。花影路辺湿,鳥声渓谷盈。
  朋友多泉境,小我独凡常。日暖期百歳,風和綴詩章。 

          二

  乾坤空逝水,万戸草烟中。降雪家郷信,余寒茅舎充。
  林間鶯語滑,園裏茶花紅。旧暦思上下,新年望恵風。 


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      初入新歳有感          千葉県 陳 興

  未覚人間入新歳,我心猶是去年心。春風其實催人老,何故朝朝相思深?


      醉賀新年            東京都 石倉鮟鱇

  醉賀新年午夢酣,詩魔作虎臥龍潭。鬼謀善借龍纏繞,虎口拔牙醒草庵。

      寅歳年頭所感          東京都 石倉鮟鱇

  散樗延壽醒清晨,先飲屠蘇暫賀春。曙色燒雲天厭舊,詩翁磨墨筆憐新:
  寰球經濟猶牛歩,陋巷公民如虎蹲。韵事何能救當世,老殘無力妄游魂。

      庚寅歳朝口占          東京都 石倉鮟鱇

  歳除醉夢醒寅時,白首將呵筆一枝。發願新風吹世界,廓清舊弊隱瑕疵。
  千門酒虎千鍾酒,萬戸詩龍萬首詩。如此天能養人士,振興諸藝嗜情絲。

      賀新年 轆轤體五首       東京都 石倉鮟鱇

  詩魔陪酒坐茅庵,愚叟揮毫畫旨甘。先賀新年擅金盞,共排旧弊入清談。
  寰球經濟低迷久,環境問題昏昧覃。老骨雖賢已無力,祈求時運遶龍潭。

  老骨多情輕世路,詩魔陪酒坐茅庵。傾杯閑話愚生醉,信口高歌壽宴酣。
  子夜鐘聲生虎口,寅時蝶夢遶龍潭。遊魂振羽逃千里,共賀新年嘗旨甘。

  寅時醉夢遶龍潭,虎口餘生醒斗南。愚叟揮毫畫盤盞,詩魔陪酒坐茅庵。
  風流厭舊擅空想,韻事憐新多戲談。乘興彈琴競高唱,詞華萬首口邊甘。

  新旭燒雲天厭舊,大鵬張翼我圖南。嘘呵凍硯磨香墨,夢想飛仙攜旨甘。
  騷客搖唇擅章句,詩魔陪酒坐茅庵。共乘吟興無聲病,恰似黄鶯啼碧嵐。

  財神牛歩遶龍潭,経済蕭條愁廣覃。難賀新年硯池凍,苦吟拙句菲才慙。
  守株待兎妄空想,枕臂游魂擅暢談。老骨披襟對花貌,詩魔陪酒坐茅庵。
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          閑雅逸俗


詩詞

      “花瓣餅”           千葉県 高橋香雪 

  欣欣麗火靜煎茶,食餅三元野老家。包裏甜醤殊美味,柔和如雪似梅花。


      鶯啼序             千葉県 今田莵庵

  今年我齢八十,毎春過同軌。新春展,双幅描光,友賞来酒肴旨。開桜期,更向大画,辛酸揮筆常追綺。窃時遊京洛,休身愁心如此。
  翠葉秦秦,乾坤到夏,挙頭隠居子。鞭老骨,労作挑堂,遠来嘉客探美。友相呼,老男熟女,幾年経,含芳羞比。芸不論,唯楽懐古,画人容是。
  孟秋冷気,欲癒夏疲,月明萬草靡。想昔日,曾栖南国,常夏無秋,午暑宵残,待涼遭否。仲秋帰国,山村小旅,船渡湖上尋紅葉,瀑布音,靜夜入簾裏。温泉湧野,開窓屋外虫声,喞喞喞喞充耳。
  飛飛白雪,寂寂寒風,日没山帯紫。我又老,人生傾已。再起絵心,回復描写,不忘執筆,雖探彩色,花鳥無影,徘徊漫歩知地動,写心中,冬眠非凍死。冬来世必回春,唯脅山人,得巡同軌?


      早 梅             千葉県 橋本新歌

  殘鈎瑟縮臥西天,破曉寒鴉泣斷垣。未覺春姑悄然至,微紅点点染枝尖。

      花 壇             千葉県 橋本新歌

  一方土壇傍矮垣,四季流香百花嫣。春看紅梅對翠柳,夏賞幽蘭伴牡丹。
  紫藤金菊中秋月,嫦娥應悔棄人間。莫道冬寒无芳朶,沐雪風流數水仙。

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      少年游・大題小作         東京都 石倉鮟鱇

  大題小作,龍頭蛇尾,人嘆筆空禿。怒罵詩魔,笑傾玉盞,緑酒盡金壺。
  歸山后、老學風韵,待兎守殘株。冩景殉情,飛聲延壽,愁客老茅廬。

  傾杯想大題,揮毫小作好詩稀。   題ばかり大きく書いて終わりです
  杯を傾け想う題あるも筆は小さく稀なる好詩

      触景傷情             東京都 石倉鮟鱇

  棲鳥關關樹頂鳴,詩人触景漫傷情。赤烏翕翼辭三界,銀兎轉輪臨四瀛。
  緑酒洗塵腸欲動,白頭執筆句難成。晩節如此肱堪枕,醉夢寒齋燈火明。

  触景傷情,獨聞樹頂晩鴉聲。    樹の上の晩鴉の声に傷む人
  景に触れ情を傷めて獨り聞く樹(き)の頂の晩鴉の聲

      赤口毒舌             東京都 石倉鮟鱇

  詩魔陪酒蕩花唇,赤口毒舌害老人。磨墨十年無好句,空呵短筆坐新春。

  詩魔玉唇害,赤口毒舌傷菲才。   詩魔は害す赤き口より毒の舌
  詩魔害す玉の唇赤き口毒の舌もて傷むる菲才

      賢妻飲水知源           東京都 石倉鮟鱇

  散人幸伴老妻賢,飲水知源斷酒錢。以后長生耽韻事,題詩三萬赴黄泉。

  人伴老妻賢,飲水知源斷酒錢。   水を飲み源知れり酒錢断つ
  老妻の賢きありて水を飲めば源を知り酒銭を断てり。

      伐毛洗髓             東京都 石倉鮟鱇

  散士革心割酒觴,茲喫瀉藥淨人腸。伐毛洗髓思清痩,顏似髑髏吟老鄕。

  伐毛洗髓春,髑髏清痩墓穴新。   毛を剃りて髄を洗える髑髏かな
  毛を剃りて髄を洗える春の髑髏 清らかに痩せ墓穴あたらし

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      察今知古             東京都 石倉鮟鱇

  察今知古人,染舊作新春。揮筆描梅處,鶯啼腦内頻。

  察今知古人哀,鶯啼腦内春来。  腦内に鶯啼いて頻りなり
  今を察て古を知る人は哀しき腦内に鶯啼いて春は来にけり

      多作少收             東京都 石倉鮟鱇

  多作律絶何少收?祭詩飲涙漫牽愁。山妻陪我無言坐,但勸喫茶笑貌柔。

  多作少收,祭詩飲涙漫牽愁。   祭る詩や作は多しと涙飲む
  作おほく収すくなしと祭る詩や涙を飲んでみだりに愁ふ

      積羽沈舟             東京都 石倉鮟鱇

  紙魚集語老高唐,積羽沈舟泉下航。破浪乘風到西土,把別塔上遣吟腸。

  紙魚集語秋,積羽沈舟泉下游。  羽を積み舟を沈める紙魚の行
  秋なれば紙魚は言葉を集めけり積羽沈舟 泉下に泳ぐ

      酒病色愁             東京都 石倉鮟鱇   

  老骨多閑嘆世情,嘘呵凍筆妄譏評:鳳雛酒病迷花貌,麟子色愁嘶泰平。

  鳳雛酒病,麟子花愁嘶泰平。   学に飽き花に愁ひて酒に病む
  鳳雛は酒に病みをり泰平や麟子は花に愁ひ嘶く

      酒入舌出             東京都 石倉鮟鱇

  寒冬草舎月明時,酒入舌出人賦詩:遙想巫山一神女,抱琴陪我勸金卮。

  酒入舌出,人賦慕情呼女巫。   酒が入り巫女呼ぶ舌が出でにけり
  酒が入り舌が出にけり人は賦す巫女を呼びつつ慕う情(こころ)を

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短詩

      曄歌・三 首           千葉県 高橋香雪

  一橋横。清溪淺水,共吟行。

  小橋辺。探梅詩客,写吟箋。

  朔気寒。駅頭茶館,別離難。

      曄歌・三 首           東京都 田村星舟

  有孤梅。階前白白,笑口開。

  兩悠悠。靜池中州,黑鳥遊。

  詩思新。輕寒二月,鶯作賓。

      俳句與曄歌            東京都 田村星舟

  雪原に零れ落ちさうむつら星
  雪原明。半夜晶晶,六連星。

      漢俳・二 首           埼玉県 塚越杉水

  枝頭聴鶯声,馥郁梅花南窗下。閑人話幽情。

  残寒懶出家,半日繙書猶不倦。鐘声夕陽斜。

      聯四副              埼玉県 塚越杉水

  四海太平猶足飽;千門豊歳未全貧。

  梅笑草生憐遅日;鶯遷池漲映早春。

  佳人幽趣除詩債;俗客閑談策酒功。

  師友氷魂交契密;弟兄雪魄笑談香。

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      楹 聯 五副           埼玉県 芋川冬扇

     “健康聯”三副

  小食整体;多読乱心。

  満腹想脂肪減;飢乏乞金片増。

  牛酒有無憂苦;身謀無有快活。

     “通勤聯”

  坐者仮眠密密;立人振動汲汲。

     “信心聯”

  吾迎君意;君奪我心。


     聯“風流韻事”           東京都 石倉鮟鱇

  春賞櫻雲舞雪人傾緑酒乘酣興暫競黄鶯清囀碧空戴太陽朱夏照山湖散樗埀釣飄浮搖吻高歌古曲;
  秋玩月鏡飛天筆走紅箋無快蹄未描翠黛巧陪白首多聲病玄冬坐草庵孤老抱壺深醉凌寒笑對詩魔。

      四七令・一 首          東京都 石倉鮟鱇

  花鳥堪聽,春晝風流俳句成。
  花鳥は聴くに堪えけり春昼や風流れなば俳句がならむ

      俳句・二 首           東京都 石倉鮟鱇

  飛鳥驚蛇泳奈河。      飛ぶ鳥に驚く蛇が川泳ぐ

  小題大作子規啼。      小題を大きく作り子規が啼く

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          親朋純情


詩詞

      過旧知             神奈川県 高橋子沖

  残雪看丘影,茶花麗寒風。一望村落変,寂寞想茫茫。 

      訪旧岩村藩           神奈川県 高橋子沖

  藩民尊碩学,才女擧高名。春色無人訪,逍遥鶯独啼。 
    (注)岩村藩:美濃小藩 碩学:佐藤一斎 才女:下田歌子

      小德出入            東京都 石倉鮟鱇

  詩叟三人坐酒家,高談藝術轉喧嘩。小德出入及枝葉,空費詞説益亂麻。

      才德兼備            東京都 石倉鮟鱇

  開敏豪商愛破財,財施僧侶請人才。才德兼備詩及酒,酒涌刀泉笑口開。

      知命樂天            東京都 石倉鮟鱇

  畫樓堪賞月浮江,風拂朱顏頭髪黄。老骨三人擅閑話:生涯一夢在高唐。
  詩龍知命揮詩筆,酒虎樂天傾酒觴。更有錢神請清客,再興韻事潤枯腸。

  知命樂天,老骨兩人爲酒癲。   命を知り天を楽しむ酒癲かな
  命を知り天を楽しむ老骨が二人でともに酒癲となれり

      冷語氷人            東京都 石倉鮟鱇

  冷語正氷人,惜別香雪春。交游歸昨夢,嘆氣送朱唇。

  冷語氷人,獨留紅雪春。     冷やかな言葉が人を氷らせる
  冷やかな言葉が人を氷らせてひとり留める紅雪の春

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             愛慕情絲


詩詞

      往訪老母            埼玉県 芋川冬扇

  往訪柴門緑柳垂,白屋積日塊独棲。難聴乱視傷心色,老母説吾愛護妻。


      眉目傳情            東京都 石倉鮟鱇

  妖狐柳蔭勸消愁,眉目傳情誘碧樓。白首揚揚喜追尾,春宵期望兩心投。

      宝刀未老            東京都 石倉鮟鱇

  飲酒鼾眠病客途,身發高熱煮氷壺。宝刀未老交毒婦,夢醒寒牀留汗珠。

      滿江紅・平成庚寅年正月散人拾遺逆鱗而填一首詞
                      東京都 石倉鮟鱇

  怒髪衝冠,龍王吐、逆鱗分裂。殘陽物,化爲仙女,玉肌如雪。搖蕩朱唇説漢語,嘲詼白首沽毒藥。酒功顯、雙聳乳房高,飛聲咽。
  醒香夢,堪耽悦,揮禿筆,描桃裂。憶花容妖蠱,癡情郁烈。欲問靈巫鶯谷隱,空留萱草游魂切。山將暮,赤羽照西江,紅如血。

      離情別緒            東京都 石倉鮟鱇

  花前月下有鰥夫,笑對詩魔誇雪膚。花貌無言似絶句,離情別緒滿江湖。

  攜手缺思慮,離情別緒留絶句。
  思慮を欠き手を携えるも離別あり情緒を留めて絶句ありけり


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        社会生活・時事風刺

詩詞

      高速鉄道網達広州。日本新幹線技術貢献多大。示祝意。
                      千葉県 今田莵庵

  高速列車通広州,中華南北往来遒。車窓風景如風去,座席団欒懐古悠。
  畿内寸望蘇軾願,茘枝急輸貴妃愁。扶桑技術支無極,同軌同文信頼窮。

      横綱朝青龍優勝直後引退。是起因暴行。
                      千葉県 今田莵庵

  冠軍力士奈驕矜,蒙古横綱慮不能。相撲尋問人格優,威強有位伴惶兢。


      時事偶感その一         神奈川県 萩原艸禾

  寒風叩翼鳥飛低, 白鶴膏肥呼助啼。危惧花冠代丹頂, 一朝降地雑村鶏。

      時事偶感その二         神奈川県 萩原艸禾

  綸旨不流浮霧軽, 食言難留信風行。勿嗟無哂尋常事, 領導相当民庶程。


      枝詞蔓語            東京都 石倉鮟鱇

  大都詩友對愚生,掩涙醉呶杯倍増:巨匠上仙脱鬱病,門徒追悼競離聲。
  枝詞繁冗稱新鬼,蔓語蕪雜尚古風。送葬秋郊到湖畔,低頭瞑目各思誠。

      才媛送老師           東京都 石倉鮟鱇

  掃眉才子有清姿,巧致哀辭送老師:闘病十年作天馬,空留花月上仙馳。

  掃眉才子,巧致哀辭送老師。  才媛や弔辞巧みに師を送る
  眉を掃く才子たくみに致すなり老師を送る哀しき辞(ことば)

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          寓意偶題


詩詞

      楽聖其一“巴赫”J.S.Bach    千葉県 今田莵庵

  確然主題起原形, 対位声音前後惺。作曲挺身為教会, 凝心張翼似蜻蛉。

      楽聖其二“維伐尓地”Vivaldi   千葉県 今田莵庵

  十人楽士密音程,弦楽相和醸景情。春夏秋冬移胸裡,曲中正聴渡枝鶯。


      題良寛和尚旧跡“五合庵”    千葉県 田 旭翠 

        其一

  独守寒窓世累忘,炉辺消息復何傷。等閑一実人知未?燈焔無盡辦道長。

   (注)道元禅師《永平広録》“贈茹秀才”詩曰“独坐縄牀口掛壁,
      等閑一実勝千虚。”

        其二

  運水擔薪説向誰,庵中独賦五言詩。敢論迷悟風塵跡,日有行持道未衰。

   (注)行持 佛教(禅)用語,意為持之以恒,堅持不断修行。

      題安田靭彦画伯筆《良寛》像   千葉県 田 旭翠

  晴陰闘草戯児童,村巷打毬誇自功。応画直心存不朽,至今無語作閑翁。

   (注)“闘草”良寛和尚自作詩曰“也与児童闘百草,闘去闘来転風流。”
     同詩曰“毬子”“袖裏繍毬直千金,自誇好手無等匹。固中意旨
     若相問,一二三四五六七。”

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# by kanshiriun | 2012-11-18 13:57 | 2010年2月号

梨雲 2010年2月号 no.107 2/2

             山川覽勝


詩詞

      連続坂東名寺社          東京都 池田耕堂

       聖天山歓喜院        (埼玉県熊谷市)

“美沼”霊場緑成陰,荘重楼門驚客魂。精妍本殿看不尽,秀麗宝塔風趣新。
“実盛”開創祀尊像,“実長”出家斯結菴。近世棟梁渾再建,絶妙彫刻方入神。
     (注)実盛:斉藤別当実盛。実長:実盛次男,阿講房良應

       江之島弁才天        (神奈川県藤沢市)

“片瀬”海浜風物新,“江島”霊山成緑陰。“頼朝”戦捷謝加護,社殿創建祀女神。
朱塗“三宮”極華麗,裸身弁天殊趣深。南端洞窟実幽眇,石磯絶景倶称心。

       龍口寺           (藤沢市片瀬)

  日蓮主張《立正安国論》,排斥他教,曽被鎌倉幕府押解至此処刑,可正当□子挙起屠刀的瞬間,突然電閃雷鳴,一道亮光襲来,日蓮幸免一死。

“湘南”海岸四時暄,片瀬山内林樹繁。緑甍伽藍極雄大,壮観書院稀比肩。
“日蓮”將時処斬首,雷火砕剣免法難。宗祖偉業正宏大,刑場旧址爲梵園。

       玉川大師 宝泉山玉真密院  (世田谷区瀬田

瀬田寺院接崇丘,厳然境内随処幽。古風本殿抹香動,地階参道石仏稠。
西国巡礼渾得詣,涅槃釈迦忘百憂。昔時園田何処在,高楼囲繞臨翠流。

       多摩川浅間神社       (大田区田園調布)

“多摩”河畔多古墳,陵上霊地無俗塵。浅間社殿正優美,遙望富岳風景真。
“頼朝”征戦卒兵士,“政子”登丘祈無事。佳人守神鎮祠堂,懐夫心痛伝永世。
     (注)頼朝:源頼朝。政子:北條政子。頼朝の妻。

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     題"長崎"眼鏡橋         千葉県 今田莵庵

    長崎之眼鏡橋創建拠黄檗宗僧侶黙子如定禅師是日本最古煉瓦橋

  砌磚“長崎”眼鏡橋,清流水滑小魚跳。拱形両穴窮通果,只見日中縁一条。


      登 山             千葉県 橋本新歌

  殘鈎如鉄凍地天,長風巻土掃林山。不待寒曦照險徑,已越中腰指峰巓。


      黄檗寺前榕樹下和老婆女児合影  千葉県 陳 興

  榕樹寺前根若雨、遊人影在樹前留。君牽児手斜依我、我抱吾児看鏡頭。

      遊黄檗寺            千葉県 陳 興

  毎到寺中逢細雨,可能雲霧満青山。観音一座池邊立,争有魚亀遊上前。


      旅遊古都            東京都 田村星舟

  翠萌三月出扶桑,初訪長安花正芳。秦嶺渭川廻沃野,墓陵遺跡越城牆。
  緬思世變幾千歳,誰道榮華夢一場。随意顧望山遠遠,只存遊子踏靑陽。

      觀賞秦腔 于陝西省戲曲研究院  東京都 田村星舟

  歌舞愈闌昂客神,女男老若看當眞。國異人衆人情等,鼓掌萬雷堯舜民。

      長安偶成            東京都 田村星舟

  連翹重疊一池香,白日徐遷放夕光。初訪長安火鍋美,勸君佳宴酒三觴。


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          鳴鴻渡海


      致中山逍雀先生         江蘇省 葛寄理 先生

  中山吟長響吾嚶,我作《聖詩》曾寄○。  ○60A8
  大使先生収未轉?原因何在暫難明!?

                    湖北省武漢 頼海雄 先生

      巫山一段雲・赴○機上作 ○6EC7

  収拾相思夢,随風作快遊。霊槎直向九天浮,正是月西樓。
  傾涙銀河漲,星輝秋水流。莫問今夕是何秋,且候鵲橋頭。

      酷相思・酒酔夜街

  飄飄心如顛倒絮。紫紅緑,團團霧。奈街巷遊魂流浪苦。歌一昼,情如許,歓如許。
  水静橋流何処去?紫陌路,渾無縁。歓随處飛螢棲草樹。夢也罷,魂何處?醒也罷,身何處?

                      湖南省 寥巨源 先生

      蒲節懐屈子

  行吟仰止謁騒壇,渺渺烟波人未還。芳草有情延遂客,彩雲無計擁崇山。
  楚王臺○空懐古,屈子廟堂総覚丹。稟告忠魂休戚戚,人間早已換新顔。
     ○69AD

      水調歌頭・游屈源故里

   “廟古碑無字”,古里○82B7蘭香。天乙宮前春早,冠盖奉壺漿。漫歩江潭遐想,○64F7取橋亭風韻,宋玉解琴嚢。獨醒人無恙,衣錦叙滄桑。
   披○82B0荷,登屈廟,濯滄江。詩郷浄土,一派清雅豈尋常。朗誦楚辞騒典,不復“形容枯槁”,起舞弄清狂。漁夫今無枻,詩祖續瓊章。

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                     安徽省蕪湖 謝祖才 先生

      曄 歌

  牡丹江,詩人興会,已丑秋。

  牡丹江,北国江南,秋如春。

      坤 歌

  跳艶舞,出○姿色,有所圖。

  観艶舞,貪圖享受,娯眼球。

      偲 歌

  日本女子,彎腰砕歩,温柔賢淑,笑意甜。

  俄國女子,高而俊美,落落大方,善言談。

      瀛 歌

  已丑秋,中山先生,率團至,牡丹江市,研討日詩。

  天賜縁,拜識逍雀,尤慶幸,同時結識,日方四友。

      幸会日方四友

  神交逍雀心義久,幸会終教素愿酬。節朗随團來牡市,席間吟誦賀盟鴎。
  一平女士精翻譯,文化交流楽運謀。華道詩文茶道壇,杏花多藝自風流。

      賀聯二副

     賀中日友好新短詩第四次研究討論会勝利召開

  中日一衣帯水人民友好宜傳世;古今恩怨銘心文化交流却動情。

     咏新 中山栄造先生雅正

  新春新景新潮涌;新作新聲新誼増。

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     回味人生             吉林省 孫文起 先生

      童年恩人

  相處情誼深,偲高話語眞。能識金宝玉,永懐大恩人。

      心未衰

  年華易逝發蒼白,美好時光不再来。頑強善良心似水,終生遭挫心未衰。

      少年宏愿

  少年苦寒酸,似如蜂蜜甜。胸懐遠志向,実践宏偉愿。

      青年宴風

  邪風請宴蔓延開,所喜賀頻落暴災。寧硬頭皮抬滾債,倥藏無奈泪繞懐。

      更殷勤

  発奮更殷勤,趁休写新聞。誉高名望大,行事要謹慎。

      初壮年牢刻記

  歴來教訓血斑斑,擦耳聞過成笑談。奢変后人酥骨軟,危難之日○頭□。
                          ○6342 □7671
      逆 流

  古来罕見識英才,謗貶英杰最可哀。承受磨難眞好漢,蒼天気憤禍患來。

      懐文革

  歓歌忠字舞,誦背老三篇。随所○激闘,人心感冷酸。
                ○63EA

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      壮年戒訓

  休閑過度賺銀頭,悪夢驚呆何憤慨。撃破困憂人自楽,寿延期長化霜○。
                              ○63EA
      意竟新

  久見難知心,何必遭雨淋。盡量躱着走,撰詩意竟新。

      卒 焦

  策前制度黯光揺,尾吏行執封閉消。久歳人間失美景,卒渇望穿得焚焦。

      初老年患肺炎

  作品堆成山,衆視楽開顔。唯有愚昧者,気炸患肺炎。

      自修身

  詩人生存最清貧,名利淡薄爲世人。忠耿報恩愛黎民,心懐正気自修身。

      老年思故郷

  夢多思故郷,童友漸走光。寒心憂此事,逝年更凄涼。

      名菜端

  深秋月静寒,常視未飛雁。○殺腰兜鼓,宴席名菜端。 ○6251

      喝菜湯

  降生進糖缸,清福盡情亨。失勤抜腿走,離開喝菜湯。
  痩的皮包骨,双眼無光芒。走進絶路處,成天泪滴淌。

      回味人生名言句

  回味人生一場夢,○留金山離逝空。告之后胤切牢記,常鳴追憶警世鐘。
        ○6522

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                      内蒙古 李朝良 先生

      翻越担桑依林加険峰

  雲籠黛山腰,群峰刺碧霄。垂流敲石響,懸柏伴鷹○。 ○7FF1
  車繞崢嶸壁,人驚窄拱橋。悵然登隘口,郷國望中遙。

      過担桑援外接待站

  駆車赴贊遠途中,雲破強光照緑濃。翠竹一行揺葉扇,茅屋幾所隠花叢。
  檐前乳燕歌迎客,渓畔疏籬犬吠空。異域景観多異色,惟臨此院感郷風。

      曄歌・思郷

  故郷河 月送銀波 響離歌

  故園梅 風中招手 ○吾歸 ○76FC

  故居遠 雨襲茅舎 夢中残

      瀛歌・塞外情

  紅山秀 山上雲行 英金水 山影倒映 岸柳揺青

  草原美 駿馬如龍 野花艶 蝶飛蜂舞 牧女含情

  篝火旺 皓月如燈 馬頭琴 伴人歌舞 情満星空


                   湖南省湘潭市 唐湘麟 先生

     読毛沢東墨宝《沁園春・雪》并以此賀《中国書法名城》雑誌創刊

  愕鴻一○舞長虹,飛石凌空震耳聳。點○劈山弓矢發,天狼墜人墨痕中。
     ○6487           ○5212

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(承前)               湖南省湘潭市 唐湘麟 先生

      贈湘君

  文海相逢夜色濃,湘江東岸説禅宗。君言半路須當止,妙語恰心払面風。

      賀張釗先生

  新詞随意作,文采已斑○。 ○6595
  漣水烟霞○,石潭杖履閑。 ○88CA
  機鋒藏俚句,妙諦出仙寰。
  世事如棋局,先生醉眼看。


      黔東紀行            貴州省 萬裕屏 先生

       雷山縣城

  未到雷山情已傾,錦秋長假赴斯行。古城街内新城古,清水江中故水清。
  壮麗樓房心建造,静幽環境血繞凝。駆車瀏纜神工景,眼界欣開七秩庚。

       西山苗寨

  苗峰西江千戸村,祖居世代古風存。興修宅院造型舊,開発旅旅思想新。
  馬路土坪車満寨,桟房飯館客盈門。昔年偏僻貧窮地,今日家家儲萬金。

       清水江

  苗峰山青曙色新,温和季候最宜人。清水江中歓水族,旅游船内楽游人。
  笙波笛浪催歌舞,○韵濤聲伴唱吟。美景天人同造化,春夏秋冬総是春。
          ○69F3

       龍里大草原

  避迩聞名大草原,手伸三尺可摩天。牛肥馬壮農心暖,谷狭峰危牧寨寒。
  翹首碧空雲朶朶,環眸翠峰奔○○。奇観壮景非人造,一日之游憶永年。
               ○828A
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(承前)               貴州省 萬裕屏 先生

       庚寅春聯

  泥牛苦累三農旺;山虎奔騰九域昌。

  壮牛蹄奮黎民富;猛虎聲威国土寧。

  五谷牛歳豊萬頃;三農虎年旺千郷。

  金融牛歳危機解;経済虎年成果収。

  脱貧致富辞牛歳;克困攻難迎虎春。

  財富増加増快楽;人丁減少減憂愁。

  是非減少憂愁少;情趣増多歓楽多。

  超生超付超労禄;少育少支少負担。

  生兒生女別挑選;養女養男皆愛憐。

  善挙常施常快慰;悪行越抗越堅強。

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# by kanshiriun | 2012-11-18 13:54 | 2010年2月号

梨雲 2010年1月号 no.106 1/2

2010.1月


             謹賀新年


詩詞

      喜新年庚寅           千葉県 秋葉暁風

  迎喜初春是否鐘?清音穢土響心胸。三元合掌初陽上,庶幾庚寅望青松。


      庚寅新正口占          千葉県 田 旭翠

  黄橙為膾賀新春,草卛磐餐却近真。七秩加三尚長健,椒花杯上愛温醇。


      新年作             千葉県 高橋香雪

  東風万里入佳辰,淑酒一杯感更新。黄髪古希身尚健,逍遙陋巷再逢春。


      庚寅新年            埼玉県 塚越杉水

  平成未到廿三年,華髪疎疎玉案前。勿笑庚寅生計拙,来春鬼齎錦屏眠。


      新春偶感           神奈川県 高橋子沖

  晴光迥入朱門静,淑気先回小院香。竹裏花飛紅有焔,林辺鳥声淡生祥。
  乾坤不変放鞭炮,人間無常酔玉觴。宇宙開発争先覩,親朋書信俗情忘。

      新春自懐           神奈川県 高橋子沖

  鐘音離旧暦,万戸入佳辰。白雪江山麗,陽光草木新。
  紅顔千載寿,白首幾番春。世路空逝水,窮途筆硯親。

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       七絶・迎接庚寅年所懷:老爲詩鬼,虎口抜牙
                       東京都 石倉鮟鱇

  虎頭蛇尾壽猶長,口吻生花浮酒觴。拔樹撼山詩鬼似,牙牙學語入霞光。
      (注)虎頭蛇尾:始めは声勢さかんで,先細りであること。
         口吻生花:談吐文雅であること。
         抜樹撼山:樹を抜き,山を動かすほどに声勢さかんであること。
         牙牙學語:嬰兒がヤアヤアと大人の言葉を学ぶこと。
         虎口抜牙:虎の口の中で牙を抜くこと。極めて危険の喩え。


       曄歌・迎 春          埼玉県 松本杏花

   堂満春,立志三元,気自純。



          寓意偶題


詩詞


      中山逍雀先生完成作詩講座三巻。讃之。 千葉県 今田莵庵

  扶桑詩社賞名詩,不説謳多作法枝。逍雀三巻論作法,騒人無数解愁眉。
  厨師得鳥雖烹肉,薪炭無炉何去飢。中国詩壇嘉偉業,一衣帯水趣相随。

      歳晩偶感               東京都 田村星舟

  片雲姑不動,難掃裡中塵。林下無啼鳥,枯池不映人。
  年年吟可老,日日笑堪貧。唯恃淸風起,斷然世事新。

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             山川覽勝

詩詞

    連続名城・城址  古詩新韵      東京都 池田耕堂

      青葉城址         宮城県仙台市

  “仙台”街路緑陰繁,“広瀬川”畔風景鮮。昔時角櫓聳随処,豪奢楼殿城郭連。
  屡遭災害咸壊滅,藩祖廟社逃厄難。今唯門櫓爲復旧,“政宗”銅像睚一天。
  “伊達”気質好華美,七夕竿飾常闘妍。
     (注)政宗:藩祖伊達政宗

      八王子城址        八王子市元八王子町

 多摩群嶂緑林繁,険阻辺塞如接天。石濠重畳阻行客,景勝遺構為草原。
 “豊臣”大軍攻堅塁,“北條”兵士空此殫。沿渓神社鎮忠志,秋冷時節紅葉鮮。

      牛込神社(光照寺)    新宿区袋町

 外濠極目満桜雲,“神楽坂”上歓楽春。戦国時代漸終結,城塞廃棄為梵林。
 “親藩”佛閣記風雪,歴代高墓驚客魂。幾多文人愛茲地,花街情緒今尚存。
     (注)親藩:四国松山藩久松家。文人:夏目漱石・森鴎外・尾崎紅葉他。 

      北庄城址(柴田神社)   福井県福井市

 “越前”古都風景清,罹災修復幽趣濃。昔時高楼儼然聳,壮大濠櫓天下轟。
 “豊臣”軍勢攻北陸,“勝家”夫婦殂共城。今唯“双像”建遺構,誰知往古竜虎争。
     (注)双像:柴田勝家・於市の方の銅像。

      大野城          福井県大野市

 群峰囲邑緑林稠,桜花朝市招旅游。峻山中腹古祠鎮,復元天守臨断邱。
 整然城下似京洛,静閑閭巷風物幽。何年要衝化辺境か人口減少生暗愁。

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    旅遊“古今傳授的里”于岐阜縣郡上郡  東京都 田村星舟

  清流滾滾幾千年,樹葉染紅帶暮烟。八代盛榮如駒隙,深秋城蹟別開天。


      身延山              神奈川県 高橋子沖

       一 身延山偶感 

  峭立深山碧,鼓声響樹陰。法華偲教祖,人世古猶今。

       二 身延山久遠寺

  秋末訪身延,法堂静寂完。開山努伝教,教祖想尊顔。 

       三 身延山久遠寺 

  寺院伽藍白雲周,鼓声十里四山流。信徒不絶感無限,古塔清幽七百秋。



          親朋純情


詩詞

      義兄之魂魄           千葉県 秋葉暁風

  蕭条汀渚那邊尋?如喊如哭風水音。何有玲瓏漂泊者?波華飛舞上衣襟。

      義兄安否            千葉県 秋葉暁風

  處處而今安在哉,眷属懇求寿域開。“南無釈迦牟尼佛”,陰間關門請逐回。

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      因爲“富田文絵嬢”俄赴任香港感激作詩 千葉県 今田莵庵

  深秋集讃麗君慶,偶会嬋娟帰化娘。生誕漢土長上海,伴随父母來扶桑。
  畢業勉学稲門舎,将就辛労証券商。俄赴香港千里別,曾聴雅韵未難忘。


      七絶・法王飛(鶴頭格)     東京都 石倉鮟鱇

  夏日法王翻袖飛,石人驚愕落觴杯。番番鼓翼擅前路,矢志將穿新旭輝。


短詩

      漢俳・看竹浪明先生“猫展”有感作一首鶴頭格題竹林猫
                      東京都 石倉鮟鱇
  竹林猫韻士,浪漫風懷擅花事。明眸映時世。

  竹林韻士愛花猫,浪漫風懷游四郊。春賞櫻雲秋烟火,明眸時映羽人巣。

      四七令・通文達藝        東京都 石倉鮟鱇

  詩虎通文,酒龍達藝擅吟魂。

      四七令・藝高胆大        東京都 石倉鮟鱇

  酒虎藝高,詩龍胆大詠懷豪。

      四七令・餐腥啄腐        東京都 石倉鮟鱇

  酒虎餐腥,詩龍啄腐更飛聲。

      偲歌・百歳千秋         東京都 石倉鮟鱇

  詩龍百歳,酒客千秋。美意延年傳勝游。
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             愛慕情絲


詩詞

      祝賀父母傘寿          埼玉県 塚越杉水

  人生八十近来餘,双鳳同乗操快車。只願仙顔長不老,蘭孫孝子守蓬居。


    長慕詩魔吟得三萬首詩詞       東京都 石倉鮟鱇

      調寄舞馬詞

  聽順詩魔下命,揮毫力戰連天。十載裁詩三萬,白頭跨馬凱旋。

      調寄回波樂

  霞漿滿杯千鍾,吟翁戀慕唇紅。三萬首詩無效,烏伴彩鳳乘風。

      調寄南歌子

  一夢千鍾酒,千篇一律詩。偶題三萬首虚實,長慕繆斯翻袖作書痴。

      調寄烏夜啼

  緑酒常盈玉盞,白首戀慕詩魔。醉輕世路揮禿筆,朱臉喜高歌。
  月照玉容妖蠱,花飛天候温和。四時三萬華辭好,夢境養沈痾。

      調寄望海潮

  十年空夢,千鍾美酒,人留三萬華辭。春賞老櫻,如雲盛涌,隨風花舞遲遲,紅雪映金卮。競山鳥清囀,揮筆題詩,身似啼鶯,飛聲數里放吟時。
  夏天埀釣臨池,看魚游鏡水,蓮擅瓊姿。秋夜斷腸,人鰥月寡,愁聽蛩雨絲絲,不忍慕情馳。冩雪窗嘆氣,冬夜遙思,將寄情書阿意,稱讚鬼妻姿。

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      調寄安公子

  飲盡千鍾酒,月中白首交紅友。乘興吟詩三萬首,正憐新依舊。曳杖入、櫻雲盛涌流春晝,傾盞仰、山月將秋痩。又夏天埀釣,冬夜遙思宇宙。
  浮想游魂叟,枕肱鼾睡貪長壽。夢化黄蝶飛碧落,向霞光燃岫。振翅問、桃源玉女翻長袖,舞花間、含笑招門口。喜美禄芳醇,醉翁夢中延壽。

      調寄萬年歡

  悦目櫻雲,誘閑官帶酒,醉臉游魂。紅雪乘風,黄鶯清囀酣春。時有天仙巧勸,學雅韻、宜作愁人。十年後、孤影花間,聳肩倚杖高吟。
  驕誇三萬首詩,擅冩景抒情,信口搖唇。天用樗材延壽,酒洗塵襟。仰看嫦娥皎皎,照光頭、夢想朱唇。眞遺憾、月寡人鰥,千里傷心。

      調寄玉胡蝶慢

  不顧菲才耽溺,千鍾美禄,三萬詩愁。春入櫻雲,花底傾盞悠悠,暫閑聽、黄鶯巧囀,試唱和,白首長留。望山頭,赤烏翕翼,銀兎如鉤。
  風柔,夏天浮舸,湖心埀釣,終日無憂。帶酒鼾眠,夢蝶振羽醒金秋。仰嫦娥、人鰥月寡,吟俳句、言短情稠。競猿猴,飛聲冬夜,破曉清幽。

      調寄鳳凰台上憶吹簫

(体一95字)
  酒虎傾杯,詩龍揮筆,風流韻事無涯。夢楚樓酣宴,秦館喫茶,人枕閑肱午睡,逢仙女、玉貌如花。妖魔笑、將誑散士,退隱山家。
  閑暇,正堪自遣,伴百斗醇醪,三萬詞華。想半生功譽,晩境瘡痂,傷感天愁地慘,依窗戸,目送歸鴉。金秋暮、白頭仰瞻,嶺上紅霞。

(体二97字)
  十載閑居,千鍾美酒,醉吟三萬詞華。明月照、光頭雅健,禿筆堪拿。夢想春游冩景,櫻雲涌、悦目山崖。競鶯囀、飛聲放唱,得句驕誇。
  秋夕赤烏沈處,逢湖岸,詩魔玉貌生花。暫對飲、風流有意,韻事無涯。乘興彈琴酬和,漂水心、共坐仙槎。午眠醒、西窗嶺上紅霞。

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短詩

      四七令・牛衣歳月        東京都 石倉鮟鱇

  偕老同穴,牛衣歳月兩胡蝶。

      五七令・虎口逃生        東京都 石倉鮟鱇

  花容陪醉翁,虎口逃生歸二更。



        社会生活・時事風刺


詩詞

      掃公園(前對格)        神奈川県 萩原艸禾

  紅葉飛飛斜照下, 白頭掃掃小園中。淡濃猶未成堆処, 樹樹逆人散錦楓。

      歳末偶感(全對格)       神奈川県 萩原艸禾

  三世南邦初雪圧, 百年北国始炎蒸。人為貪婪因銭会, 天象無情袖手憑。

      七絶・革旧鼎新         東京都 石倉鮟鱇

  革旧鼎新剥自由,平成政變有誰憂。哀鴻滿路青年苦,長年失政害八州。

      七絶・旧瓶新酒         東京都 石倉鮟鱇

  人競七言絶句多,千篇一律詠山河。旧瓶新酒終酸敗,編者讀詩降睡魔。

      春曉曲・詩徒迷世路       東京都 石倉鮟鱇

  千鍾美酒洗腸肚,夢乗風,人入霧。鳳雛麟子作詩徒,探風光頻迷世路。
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      烏夜啼・巨星墜         東京都 石倉鮟鱇

  散士無端空想,巨星不耐肥胖。塵間數代留榮譽,秋夜墜黄泉。
  天意憐新厭舊,詩人恐后争先。門徒掃墓皆追慕,悼念競花言。

      阮郎歸・吟詩三萬首       東京都 石倉鮟鱇

  散人無恙老迷宮,官途過夢中。十年傾酒一千鍾,裁詩三萬功。
  雲液緑,蠹虫紅,醉來將盡忠。繆斯含笑命凡庸,飛聲競晩蛩。


      浣溪沙・吟詩三萬首       東京都 石倉鮟鱇

  庫吏挂冠爲酒仙。昭和多難二十年,平成無恙一安閑。
  傷目哀鴻鳴陋巷,揮毫老骨坐秋天。蘊藏三萬首詩箋。

      攤破浣溪沙・吟詩三萬首     東京都 石倉鮟鱇

  飲酒千鍾輕世途,揮毫十載作詩徒。三萬華辭成歳暮,醉顏朱。
  不顧哀鴻鳴陋巷,獨佯雅客坐蝸廬。如此平成無恙處,太白浮。

      喜遷鶯・吟詩三萬首       東京都 石倉鮟鱇

  憶昭和,多波浪,汗血到平成。廿年無事有吟翁,揮筆擅飛聲。
  酒千鍾,詩三萬,不顧哀鴻叫喚。老佯韻士探風光,勝地擧霞觴。


短詩

      偲歌・靈前守夜         東京都 石倉鮟鱇

  傾盞談天,抱壺説地。守夜靈前,數時弊。

  白首三人共悼傷,靈前懷舊伴杯觴。談天守夜數時弊,説地安魂洗酒腸。

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      四七令・十一首         東京都 石倉鮟鱇

  天空海闊,人間到處困生活。

  辯才無碍,口若懸河生水害。

  国破投戈,復興講藝醉徒多。

  笙磬同音,門下千篇一律吟。

  美意延年,苦心積慮數閑錢。

  歳寒三友,繆斯噴嚏隣詩叟。

  歳寒松柏,人勤求句才難改。

  歳豐年稔,愁人未就詩堪撰。

  千歳鶴歸,民衆戒烟無酒杯。

  一歳九遷,官階有限竟登仙。

  勝地天差,美酒地別生眼花。


      漢俳・六 首          東京都 石倉鮟鱇

  巨匠近棺材。天意喜新埋鬼怪,厭舊愛奇才。

  詩國有暗君。萬衆鼎新焚舊賦,革故鼓吟魂。

  玉液涌靈泉。騷客樂新傾酒盞,厭舊破詩箋。

  十年凡句多。愁客呼天投酒盞,喚地罵詩魔。

  詩魔翻袖飛。花貌迎新少年喜,棄舊老人悲。

  才媛擅花春。醉臉喜新迎海賈,厭舊棄詩人。

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          閑雅逸俗


詩詞


      春日雜詠            東京都 田村星舟

  白白花開處,今朝興趣眞。梅姿看欲盡,鶯語聽猶新。
  狗戲兒童喜,魚跳鳥雀馴。偏希平穩世,閑適故山春。


      晩秋初冬            神奈川県 高橋子沖 

  田園散策四山蒼,柑橘南天映淡光。季節不欺听鳥囀,人生夢裏独彷徨。 


    偸閑十二年吟得三萬首詩詞      東京都 石倉鮟鱇

      調寄凭闌人

  美酒千鍾洗硯池,筆底生花人老時。醉吟三萬詩,長生百歳痴。

      調寄花非花

  詩非詩,酒非酒,筆嗜眠,才夢走。眠因飲酒一千鍾,走似飛聲三萬首。

      調寄憶王孫

  千鍾美酒洗人才,三萬華辭生冷齋。老骨山居養詠懷,坐棺材,搖吻飛聲未被埋。

      調寄[双調]風入松

  放吟三萬首詩詞,人似馬長嘶。老學韵事輕塵世,賣藏書、笑買金卮。飲酒千鍾乘勢,流涎筆底華辭。

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      調寄月中行

  散官乞骨去公衙,裁賦老山家。揮毫春晝賞櫻花,秋夜憶生涯。
  千鍾雲液流仙境,人不厭、尚欲餐霞。吟得三萬首詩華,多少句堪誇?

      調寄滿庭芳

  久歩官途,數迷世路,白頭乞骨公衙。初學清韻,無恙坐山家。曳杖櫻雲涌處,競鶯囀、吟似昏鴉。玩江月,金秋裁賦,得句正堪誇。
  閑暇,催自遣,愁人飲酒,蝶夢無涯。見大鵬張翼,老骨餐霞。莫道風流有罪,人延壽、筆底生花。靈泉涌,千鍾雲液,三萬首詞華。

      調寄鶯啼序

  騷人好學韻事,買千鍾美酒,盈玉盞、洗盡塵胸,醉揮禿筆乘勢。十二歳、寒齋夢想,雄才大略鴻鵠志。正大鵬張翼,隨風萬里飛逝。
  春賞櫻雲,碧空紅雪,化胡蝶振翅。傾午酒、游目山光,片時裁賦三四。競啼鶯、聲高巧囀,搖唇吻、放歌狂恣。夏天長、埀釣山湖,無端生痔。
  秋聽蛩雨,獨啜濁醪,愁知年月駛。回憶處、無功受禄,棄道依術,賣友求榮,飾言阿世。城狐集黨,社鼠成群,重財輕義貪公益,養家族、容貌眞相似。披襟懺悔,仰看皎皎嫦娥,淋浴銀波知恥。
  黯然嘆氣,轉換心情,漸假装高士。坐淨案、排非求是,触目傷心,積善成德,憂國起誓。詩魔有意,彈琴陪侍。華辭盛涌錦嚢破,染紅箋,香墨生金字。冬得三萬詩詞,鐘語殷殷,老殘食柿。

      調寄六州歌頭

  人無譽聞,晩境有清游。傾緑酒,交紅友,坐金秋,擧白頭。靈液洗塵垢,滲肌肉,風入袖,雲涌岫,聲出口,筆如流。十與二年,裁賦隨風走,探勝尋幽。擅千鍾美禄,三萬首詩愁,曳杖邊州,喜花稠。
  愛山河秀,詞華就,常厭舊,數圖謀。言引咎,時運救,裸身留,句堪求。草宿餐霞痩,未衰朽,坐浮舟。爲釣叟,看水皺,仰天球。曠望江湖,樗散存長壽,景入雙眸。暫聳肩搖吻,韻事借鶯喉,放唱悠悠。

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      調寄高陽臺

  回憶生涯,我無譽聞,茅庵只有金卮。春入櫻雲,花間醉紡情絲,喜風拂面頻搖吻,競啼鶯、將試英資。又埀綸、消夏浮舟,案句隨時。
  錦秋銀兎隣吟叟,似殘蛩愁語,老驥長嘶。美禄千鍾,妄言三萬詩詞。玄冬磨墨揮刀筆,斬妖魔、假冒繆斯。首級飛,血滿星河,月落天池。

      調寄一叢花

  人無譽聞有山家,四季景光佳。青春悦目櫻雲涌,競鶯吟、求句餐霞。朱夏浮舟,白頭埀釣,湖上擅餘暇。
  金秋夕暮抱琵琶,低唱送歸鴉。玄冬灯下凌寒酒,使田翁,回憶生涯。百歳孤獨,千鍾靈液,三萬首詞華。


短詩


      曄歌・五 首          東京都 田村星舟

   尚天涯。鐘聲百八,夢相追。

   淺水涯。梅花點點,帶雪開。

   雪後梅。淸風習習,上南枝。

   數花明。麗日流鶯,殘一聲。

   詩思淸。梅樹新鶯,悦耳鳴。

      俳句與七言二句         東京都 田村星舟

   晴れ着きて野良着休むる小正月
   農婦盛裝祝元宵,暫時休息勞動服。

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      冬花三題            千葉県 高橋香雪

  海天紅。山磴“水仙”,待春風。

  一枝香。雪後梅花,淡淡粧。

  帯寒暉。疎影薔薇,人跡稀。


      曄歌・五 首          埼玉県 塚越杉水

  一燈寒。書斎電脳, 夜又闌。

  瓦上霜。蕭蕭景物,無尽蔵。

  積雪深。読書三更,冷透襟。

  逼歳除。双管斉下,掃閑居。

  俗塵中,水深火熱,待春風。

      漢俳・五 首          東京都 石倉鮟鱇

  小便澗溪春。得句清新如碧水,俊逸若白雲。

  眼前人面花。愁客驚心落詩筆,裂胆忘詞華。

  青蠅睡白璧。夢裡花天傾玉杯,酒池揮詩筆。

  詩中解語花。酒美天旋人落馬,地轉骨歸家。

  邊秋無酒家。人坐寂天懷吏道,寞地悔生涯。

      偲歌・積歳累月         東京都 石倉鮟鱇

  傾杯積歳,吟詩累月。人常酣醉,滿頭雪。

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# by kanshiriun | 2012-11-18 13:46 | 2010年1月号